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場所法が上達するトレーニング・訓練・練習
場所法が上達するためのはトレーニング(訓練)や練習も必要です。
ではどういうトレーニングや練習がいいのでしょうか?
それはズバリ
- イメージ力向上のトレーニング
- 抽象的なことを具体的なことに変換するトレーニング
この2つになります。
この2つのトレーニングなり練習こそが、場所法がうまく、スピーディ、スムースにできるようになるコツにもなります。
脳トレともいえますね。
そんな脳トレ的なトレーニングなのですが、では具体的なトレーニングメニューをみてまいりましょう。
なお場所法に関することは、やり方・コツを含めて、こちらの記事にまとめてあります。
記憶術・場所法とは?メリットもデメリットも完全解説! 場所法のやり方~誰でもできる4ステップ方法!
イメージ力向上を図る4つのトレーニング
場所法が上手にできるようになるためには、まず「イメージ力向上のトレーニング」です。
なんといっても「イメージ力アップ」ですね。これは必須です。
イメージ力を高める練習としては、次の4つの訓練があります。
- 自由連想法
- 特性についての自由連想法
- 瞑想
- アプリを使った脳トレ
以下、順番に説明してまいります。
自由連想法
自由連想法というのは、文字通り、思いつくまま自由に頭の中にイメージ(映像)を浮かべていく方法です。
雑念みたいなものですが、頭に浮かぶことを「イメージ」として、自由に遊ばせます。
とはいっても、最初に「対象」を設定します。
たとえば対象を「薔薇の花」にします。
で、「薔薇の花」に関することを自由に連想してイメージしていきます。
どのようにして行うかといえば、
薔薇の花
⇒赤い
⇒血液
⇒注射器
⇒看護士
⇒病院
⇒ベッド
⇒病人
⇒葬式
⇒お墓
⇒お化け
⇒怪談
⇒演劇場
⇒ミュージカル
⇒歌手
⇒Perfume
⇒テクノ
⇒ダンス
⇒踊り
⇒乃木坂46
⇒白石麻衣
⇒秋元康
⇒芸能界・・・
こんな感じですね(笑)、自由に連想してイメージしていきます。
この方法は「対象を設定する」といっても、見方を変えれば「妄想」になります。
しかしこの妄想的なイメージを自由に思い浮かべていくことこそ、イメージを描く能力を高めていきます。
イメージを描く力を自然に高めていくのが、この手の妄想的な訓練、つまり自由連想法になります。決してあなどることはできないんですね。
特性についての自由連想法
あと「特性についての自由連想法」によるやり方もあります。
これは先ほどの自由連想法に似ています。
しかし先ほどの自由連想法では、文字通り、自由に連想していきました。
しかし「特性についての自由連想法」では、勝手気ままに頭に浮かぶことをイメージングするのではなく、「特性」に分けておこないます。その特性とは、
1.色
2.形(形状)
3.素材
4.触感(質感)
の4つの項目です。
これら4つの特性に分けて、自由に連想していくようにします。
たとえば「100均シャープペンシル」とします。「100均シャープペンシル」について、これら4つのことを連想してイメージをしていきます。
1.色・・・透明
⇒プラスチック、ケース、ビニール袋、コップ、スマホ画面、水晶、メガネ、窓ガラス・・・
2.形(形状)・・・円筒状
⇒エンピツ、蛍光ペン、箸、筆、棒アイス、うまい棒、葉巻型UFO・・・
3.素材・・・プラスチック、ゴム
⇒CD、計量器、マウス、キーボード、スピーカーカバー・・・
4.触感(質感)・・・硬い
⇒石、鉄、カップ、食器、テーブル、スプーン・・・
といった具合ですね。
それぞれの特性毎に、関連することをイメージングしていきます。
このトレーニングによって、関係のないことや突飛なイメージを自由に思い浮かべやすくなります。このことが「抽象的なことを具体的なことに変換する」能力の向上につながります。
つまり、記憶術で重要となる「変換法」の能力が高まるということですね。記憶術においては具体的な物事に変換する能力もまた必要になります。これがアップしますので、このトレーニングはおすすめになります。
さらに何らかの固定概念に縛られることなく、ユニークかつ斬新な発想ができるようにもなります。イメージ能力の向上だけでなく、発想も豊かになるトレーニングなんですね。
瞑想
あと「瞑想」による方法もあります。
瞑想を使ったトレーニングでは、一つのことをリアルにイメージしていきます。
たとえば「タンポポ」。
イメージの中で、タンポポをリアルに描いていきます。しかもできるだけ詳細にイメージしていきます。
タンポポの花びら。
茎。
葉っぱ。
地面。
周囲の光景もイメージングするといいですね。
で、タンポポを拡大したり。
タンポポを含めた景色を眺めたり。
このようにリアルかつ詳細にタンポポをイメージングしていきます。
この瞑想トレーニングを続けていると、詳細なイメージング能力が付いてきます。
またハッキリとイメージができるようになるため、記憶にも強く残るようになります。つまり場所法を使ったときでも、1回イメージすれば、強く記憶に残るようになります。
さらに「集中力」も高まります。
この瞑想のやり方は、平安時代の浄土教においては「観想念仏」といった瞑想でも行われていたやり方です。観想念仏では、阿弥陀如来のイメージをありありとリアルに脳内イメージしていきます。
この方法はイメージング能力を飛躍的に高める練習にもなります。記憶術を巧みに使いこなすことができるようになります。
アプリを使った脳トレ
あと今のスマホ時代ならではのトレーニング方法ですが「アプリを使った脳トレ」のやり方があります。
これは簡単ですね。
スマホで「記憶術」「脳トレ」で検索すると、アプリが数多く出てきます。
たとえば「メモパレ」があります。メモパレは、まさに場所法のトレーニング・アプリです。場所法で必須の「記憶の宮殿」を素早く作る訓練になります。
⇒メモパレ
記憶術や脳トレに役立つアプリはほかにもあります。よさげなものをインストールして使うとイメージ能力の向上が期待できますね。
イメージング能力だけでなく、集中力、注意力、洞察力といった能力も培われ、シャープで機敏な脳になることも期待できます。
スマホのアプリを使ってトレーニングをするのは、今の時代ならではです。
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場所法ではイメージ力が欠かせない
このように場所法がうまく、スムースに、スピーディに使えるようになるためには、
- イメージ力向上
- 抽象的なことを具体的なことに変換するイメージ力
が必須になってきます。
で、これら2つの能力は、上記の4つのトレーニングでアップすることができます。
あるいは「宮口式記憶術」では、7つのスタディケースに分けて、試験合格のための記憶術の使い方とイメージ力を鍛える方法をマニュアル化しています。私も実際に使っていて、こちらで詳細なレビューをしています。よければご覧ください。
⇒宮口式記憶術
トレーニング・練習不要の記憶術
ところで記憶術の中には、イメージ能力をあまり必要としない記憶術もあります。これは「左脳型記憶術」あるいは「非イメージ型記憶術」というタイプの記憶術です。
イメージを使わないタイプの記憶術で、イメージ能力を高める訓練は要りません。
何故、不要なのかといえば、そもそもイメージを多用しない記憶術だからです。
え?そんな記憶術ってあるの?
と思われるかもしれませんが、あります。
この記憶術は「ユダヤ式記憶術」といいます。知識同士の関係性に基づいて、「生命の樹」というテンプレートに知識を当てはめて覚えていく斬新な記憶術です。
くわしいことはこちらの記事でレビューしていますので、興味のある方はご覧になってください。
まとめ
ユダヤ式記憶術のように、イメージ能力にあまり頼らない新しい記憶術もありますが、場所法をはじめとしたイメージを多用しイメージ能力に頼る記憶術では、イメージ能力の向上は必須になりますね。
場所法を十二分に活用するためにも、イメージ能力アップは欠かせなくなります。ぜひともトレーニングに励んでまいりましょう。
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記憶術をイメージ展開する事は知っていたが、練習をしても向上を感じなかった。
このサイトを見た時、イメージってもっと自由で良かったという様な、開放感を感じた。
触感、色なんて考えもしなかった…