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資格試験に受かる効率のよい7つの勉強方法とは?
資格試験に合格する効率の良い勉強方法はあるのでしょうか?
答えを先にいえばあります。
それは7つのポイントを押さえた勉強方法になります。
それは一体どういう勉強方法かといえば、次の通りです。
- 試験に合格する期間(勉強総時間)を決める
- 1ケ月の勉強時間を決める
- 1日の勉強時間を決める
- スケジュール管理をする
- 参考書は1冊(講座は1つ)にして使い倒す
- 過去問を解く
- 記憶術を使う
以上の通りとなります。
煎じ詰めると、
- 【1~4】・・・学習計画
- 【5~6】・・・参考書(講座)・過去問
- 【7】・・・・・記憶術
となります。
以下、順を追ってご説明します。
学習計画は資格試験合格では重要
資格試験の受験勉強においては、まず「学習計画」は大切になります。
「学習計画」は、資格試験における効率の良い勉強方法の「事前準備」「サポート」と思われがちです。しかし非常に大事です。
後述する各種の勉強法も大切です。しかしもっと大事なのは「試験に合格する」ための「計画立案」「プランニング」「スケジューリング」です。
「勉強計画」ができていませんと、そもそも学習がスムースに進まなくなります。そうなりますと、目標としている資格試験の合格が危うくなります。
効率のよい勉強の仕方で一番大事なのは「学習計画」です。正確にいえば「学習計画の立て方」です。
けれども「学習計画の立て方」は、わかっているようで実はあまり知られていません。しかし試験の合否を90%決める大事なことです。
資格試験に受かるための学習計画の立て方
そんな学習計画ですが、具体的な立て方は最初にも書いた通りで、
- 試験に合格する期間(勉強総時間)を決める
- 1ケ月の勉強時間を決める
- 1日の勉強時間を決める
- スケジュール管理をする
このように、総期間、月、1日単位で学習計画を立てていきます。
ただし計画を立てる際に注意が必要です。心得があります。それは
- 無理な計画は立てない
- 余裕のある計画を立てる
- スケジュール管理は必ず行う
この3つになります。
勉強計画を立てる際に、つい焦ってしまったり無理な計画を立てやすいのですが、これは御法度です。
それと資格の中でも「難関」「合格率」の低い試験は、勉強時間が2年~3年かかる試験もあります。けれども大概の資格試験は1年もあれば対応できます。
資格試験における学習計画の立て方に関するくわしいことは、こちらに書きました。ぜひお読みになってください。
参考書・過去問で勉強が資格試験合格の近道
学習計画に目処が立ったなら、次は「参考書・問題集」の選び方と使い方ですね。
最初にも書きましたが、
- 参考書は1冊(講座は1つ)にして使い倒す
- 過去問を解く
となります。そもそも資格試験の勉強において
・参考書
・過去問(問題集)
は鉄板です。必須です。
資格試験では「過去問」は必須
中でも「過去問」。
問題集を使うよりも「過去問」を解いていきます。資格試験によっては「参考書は辞書代わりにして過去問を解く」としてもいいくらいです。
2~3年かかる難関試験の場合は、参考書(講座)にもウェイトを置く必要があります。が、ほとんどの資格試験は「過去問」を解くだけでも合格できるようになっています。
ちなみに過去問を解いて試験に合格する「試験合格プロジェクト」という教材があります。私自身、実際に使っていて、こちらでレビューしています。ご興味があればお読みになってください。
資格試験では「暗記」と「反復」が欠かせない
ところで資格試験の勉強においては、
- 暗記・・・覚えること。
- 反復・・・暗記を繰り返す。覚えたことを定着させる。
が欠かせなくなります。
また資格試験の勉強は、この二つに集約されます。
実際、資格試験の多くは「暗記」が中心です。資格試験の中には「暗記だけ」で受かる試験もあります。過去問を解いて頻出用語を覚えることで合格できる資格試験もあります。
資格試験の勉強においては「暗記」と「反復」は必須です。いえ資格試験に限らず学習・勉強そのものが煎じ詰めれば「暗記」と「反復」になります。いろんな勉強方法や勉強術があっても、煎じ詰めれば「暗記」と「反復」です。
けれども「繰り返して覚える」というのがなかなかできないので悩んでいる・困っているという受験生も少なくないと思います。
そこで「記憶術」なんですね。
資格試験では記憶術を使うのがおすすめ
記憶術は資格試験では必須の学習テクニックです。
そもそも資格試験の勉強。社会人の場合は、時間が足りない、勉強が進まない、ヤル気が起きないなど障害があって勉強そのものができないことも少なくありません。
40代50代の勉強には記憶術がおすすめ! 40代・50代 資格取得の勉強法なら記憶術
そこで「効率のよい勉強方法」となるわけですが、特に社会人向けの効率的な勉強の仕方こそが、
「記憶術」を取り入れた勉強方法
なんですね。
「え?記憶術?」「怪しいんじゃないの?」「胡散臭いなあ」「それって嘘でしょ?」と思われるかもしれませんが、いえいえ記憶術は本当に効果があります。
もっとも「記憶術の使い方」が大切です。闇雲に記憶術を使って覚えようとすると、かえって効率が悪くなります。
大事なことは
- 記憶術で覚えるべき分野は記憶術で覚える
- 記憶術を使わなくてよい分野は記憶術を使わない
- 理解が必要な分野は理解を優先する
といった姿勢です。いわば「資格試験に対する戦略的な勉強方法」ですね。
こうした戦略的な勉強方法の中で「記憶術を使う」というこになります。ここは大事なことです。資格取得試験を含めた試験において、記憶術を使う際のポイントや注意点は、こちらに書いてあります。大事なことですので、あわせてお読みいただければと思います。
記憶術を使った勉強法10のテクニックとやってはいけない4つの注意点 資格試験に記憶術が役立つ5つの理由
資格試験におすすめの記憶術は8種類
で、資格試験ではおすすめの記憶術が8種類あります。それは次の通りです。
- 場所法・・・覚えたい用語を「記憶の宮殿(場所や道路沿いの建物)」にイメージで関連付けて覚える記憶術。
- ユダヤ式記憶術・・・「生命の樹」というテンプレを使って知識を体系化して覚える最新の記憶術。
- ストーリー法・・・覚えたい用語をイメージ型のストーリー(物語)にして覚える記憶術。
- メモリーツリー記憶術・・・覚えたい知識をマインドマップ化して覚える記憶術。
- 変換法・・・抽象的な言葉や覚えにくい言葉を具体的な物事に置き換える(変換する)記憶術。
- ペグ法・・・「数字」を覚える際に役立つ記憶術。
- 語呂合わせ・・・頭文字や代表的な用語の一つを取り出して語呂にして覚える記憶術。
- イメージ連結法・・・すべての記憶術を使いこなすことができる究極の記憶術。
これら8種類の記憶術は資格試験の勉強においては非常に重宝します。ある意味、資格取得試験の勉強を最大に効率化する「厳選した記憶術」とも言えます。
大事なことは、これら8つの記憶術を適宜使い分けていくことです。
闇雲に一つの記憶術で覚えようとしてはいけないんですね。それぞれの科目や覚える事柄によって、これらの記憶術を使い分けていきます。また記憶術が必要でない「暗記モノ」もあります。これらを理解した上で使い分けていくようにします。
なおこれらの記憶術を資格試験でどう使うのかなどについては、こちらの記事ですべて解説しています。
またこちらの記事では、記憶術の使い分けをふくめてくわしく解説しています。
記憶術を使った勉強法10のテクニックとやってはいけない4つの注意点
記憶術を使った効率のよい暗記と反復学習
で、先ほど「暗記」と「反復」が大切なことを書きましたが、この「暗記」と「反復」に役立つのが、これまた「記憶術」だったりします。
勉強時間が足りない人にとって、記憶術は資格試験での学習に役に立つのは確かです。
記憶術はイメージで覚えるタイプのやり方が多く、イメージは記憶に残りやすいこともわかっています。したがって記憶術を使うと長期記憶になりやすかったりもします。
しかしながら記憶術を使えば「絶対に忘れない」というのは、さすがに話しを盛りすぎています。そうではなく「記憶術を使えば忘れにくくなる・思い出しやすくなる」ということですね。
で、このことが、勉強のキモである「暗記」と「反復」の効率を高めるということになります。つまり記憶術で効率よく暗記と反復をすることができるということなんですね。
記憶術にはいろいろな種類もあります。が、どういう記憶術にせよ、その効果を体験的に知っている人は多かったりします。勉強法の著書の中に盛り込んでいる人もいます。
資格試験の勉強に記憶術を使う5のメリット
資格試験の勉強に記憶術を取り入れると、暗記と反復学習の効率が高まりますが、その他のメリットもあります。それは、
- それまでよりも楽に覚えることができる
- 勉強が楽しくなる(勉強が苦痛、億劫でなくなる)
- 勉強へのモチベーションがアップする(ヤル気が高まる、気持ちも明るくなる)
- 勉強の効率が高まる
- 時間の使い方の効率も高まる
といった5つのメリットです。
この5つのメリットは一言でいえば「勉強好き」になってしまうということですね。資格試験の勉強において、勉強好きになることは大変ありがたい状態です。
「勉強が好きになる」という恩恵が出てきますので記憶術を取り入れる勉強はおすすめになります。
記憶術を使った効率のよい勉強方法
では記憶術を使った具体的な勉強方法の一つを紹介いたします。ここで紹介するのは「イメージ型記憶術」です。記憶術には「非イメージ型記憶術」もありますが、記憶術の種類についてはこちらをご覧になってください。
資格試験に強い場所法
イメージ型記憶術のうち、資格試験の勉強に最も使われているのが「場所法」です。「場所法」は最古の記憶術であり、現在でも「記憶術の世界チャンピオン」が使っているほどの定番記憶術です。
場所法記憶術を使った勉強方法をダイジェストで紹介すると、次の通りになります。
1.覚えたいことを整理する
暗記すべき事項を箇条書きにして整理します。時系列や順番をそろえておくのがコツです。
2.覚えたい事柄の数をかぞえる
覚えたいことを50個、100個、150個といった具合に「数」を数えます。
3.「記憶の宮殿」を用意する
部屋の中、道路沿いの建物、街中など記憶術が使える「記憶の宮殿」を探して設定します。
4.覚えたいことと記憶の宮殿を関連付けて記憶する
ここではじめて記憶術を使って暗記していきます。
1~4が記憶術を使った勉強の仕方です。これが基本になります。場所法の実際の使い方やくわしいことは、こちらの記事にあります。ぜひあわせてお読みになってみてください。
記憶術講座を使う
で、上記で紹介した1~4のステップが「記憶術を使った勉強方法の基本」になります。このほかに細かいテクニックやスキルもあります。
ところで、記憶術を使った勉強方法では、講座を使うのもおすすめになります。下記の講座やマニュアルは記憶術と勉強法が組み合わさった教材になっていますので、おすすめできます。
これらはイメージトレーニングを含んだ講座です(ユダヤ式だけは別です)。ゼロから記憶術を学ぶことができます。
まとめ
以上の通りとりますが、資格試験における効率の良い勉強方法は、上記に書いた「7項目」になります。
繰り返しになりますが、
- 学習計画を立てる
- 参考書(講座)・過去問を使う
- 記憶術を使う
ということですね。この3つが効率の良い勉強法のエッセンスになります。
資格試験の勉強は時間が限られています。いかにして勉強時間を捻出し、効率よく覚えるのかが大きな課題になります。
資格試験に受かるために、効率のよい勉強を行うことは断然おすすめです。といいますか必須ですね。この記事が受験生のお役に立てれば幸いです。
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