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記憶術のデメリット
記憶術は役に立つ「記憶する技術」です。
記憶術を使うことへの適性の問題、使い方の不適切さ、勘違い・過剰な期待、基礎能力の不足・欠如といったことが無ければ、それこそ誰もが効果を実感できるメリットがあります。
しかしながらそんな記憶術にも実はデメリットがあります。
それは
- 元々記憶力がよく記憶術を使う必要のない人が使った場合
- 記憶術を使う資質・才能がない人が使った場合
です。
この2つのケースに該当する場合は、記憶術がデメリットになります。といいますかデメリットしかありません。
その理由は以下に詳しく説明いたします。
元々記憶力がよい人にはデメリット
まず一つ目の「元々記憶力がよく記憶術を使う必要のない人が使った場合」は、本当にデメリットになります。
そもそも元々記憶力がよい人は、暗記を助ける記憶術を使う必要が、そもそも論としてありませんからね。生来、記憶力が優れているわけですので、記憶術を使わないで覚えればいいんですね。
記憶力のよい人が記憶術を使うことは、かえって遠回りになります。デメリットだらけになります。不満や批判たらたらにもなります。
記憶術は、下ごしらえをして物事を覚えやすくする「技術」です。ストレートに覚えるよりも、手間がかかります。
しかしながら記憶力に元々優れている人は、生来の記憶力の良さ一本で勉強していったほうがおすすめです。記憶術を使う必要は、そもそもありません。かえって暗記するスピードが遅くなります。時間をムダにしますね。
元々記憶力の良い人が記憶術を使うと、不平不満だらけになってしまいます。くれぐれも記憶術に手を出さないようにしてください。
記憶術を使う資質・才能がない人にはデメリット
二つ目の「記憶術を使う資質・才能がない人」にとっても、記憶術はデメリットになってしまいます。
こうした人が記憶術を使っても、使いこなすことができません。残念ながらこうしたことがあるのは事実です。※記憶術を使えるかどうかは、こちらでチェックができます。
人にはそれぞれ才能や資質があります。で、中にはマンガが苦手な人もいるくらいです。絵と文字が一緒にあると、うまく読めない(見ることができない)。実のところ「マンガを難なく読むことができる」というのは一つの才能だったりします。
大勢の人ができることであっても、一部の人ができないこともあります。
だからといって、それが「悪い」という意味ではないんですね。それぞれ「適性がある」ってことなんです。
記憶術も同じです。記憶術を使うことのできる才能・資質を持った人が、記憶術を使うようにしたほうがいいんですね。
で、「使えない」と思ったら、それは適性が無かったということだけなんですね。おそらく他に上手に暗記する方法があります。
記憶術にデメリットを憶える人の解決策
では、記憶術にデメリットを憶える人は、記憶術を使うことができないのでしょうか?いえ、決してそういうことではありません。解決策があります。
その解決策について、ここでは述べてみましょう。
従来通りの勉強で憶える
ところで記憶術の多くは「イメージ型記憶術」になります。
先ほど「記憶術のチェック」記事を紹介しましたが、「イメージ型記憶術」を使うことができる人は、頭の中に映像を描いたり思い浮かべるのが得意だったり好きな人が多くなります。
ところが「記憶術が使えない、苦手、違和感を憶える」という人の中には、直接文字を読んで憶えたり、言葉を聞いて覚えるのが得意な人がわりといます。いわゆる「記憶力がいい」というタイプです。
こうしたタイプは、従来通りの学習で勉強をして覚えるほうが適切なことも多々あります。
非イメージ型記憶術を使う
しかしながら生来、記憶力がよかったり、文字や言葉を見聞して勉強するほうがオボエがよいタイプは、実のところ「イメージ型記憶術」を使うのではなく、「非イメージ型記憶術」が合っていることが多い傾向です。
「ユダヤ式記憶術」という全く新しい記憶術があります。これは「非イメージ型記憶術」になりますが、イメージを使わないで複雑なことも覚えることができる画期的な記憶術です。
で、この著者である松平勝男氏は「ユダヤ式記憶術」の中で、イメージ型の記憶術は効果がないと言っています。しかし松平氏は、イメージ型記憶術が得意ではないタイプ、つまり脳内イメージを描くのが苦手なタイプになります。
けれども松平氏はイメージ型記憶術を使う代わりに、言語・ロジックで覚える「ユダヤ式記憶術」を使って東京大学と同大学院を卒業しています。
松平氏の事例が典型的なのですが、従来の「イメージ型記憶術」がダメという人は、「非イメージ型記憶術」を使うとよいと思います。
「ユダヤ式記憶術」は本当に画期的な記憶術です。こちらでレビューしていますので、興味のある方はお読みになってください。
まとめ
このように記憶術は、
- メリットを憶える人
- デメリットを覚える人
の2つに分かれます。
こうした違いが出てくのは、
- 記憶術を使適性
- 使い方
- 勘違い・過剰な期待
- 基礎能力の不足・欠如
といったことが主要な理由になります。
こうした理由の中には解決できる案件もありますので、まずは解決を試みることがおすすめになります。
記憶術を使うことができる人にとっては、記憶術によって「覚えることが得意になる」といった効果が期待できます。
実際に使ってメリットを実感できた人は確かな手応えと実用性をしみじみと感じます。
記憶術を習得できれば、短時間で多くの知識を暗記することも可能になります。また成績が悪かったものの偏差値を上げて東大などの名門大学に合格することもできます。
ただし記憶術の恩恵は人によって異なります。誰もがものすごく暗記力がアップして、有名な大学に合格できるかといえば、そうとは限りません。人には運とか徳といったものもあるからですね。
けれども記憶術を使うことができる人が適切に使っていけば、決してデメリットにはならず、むしろメリットが多くなると思います。