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マインドマップは記憶術と関係がある
マインドマップは、イギリスのジャーナリストであるトニー・ブザンが開発した情報整理の方法になりますね。
マインドマップは「脳内の自然な活動(連想やイメージ)」を「そのまま記すことのできるノート術」という言い方もできます。頭の中に浮かぶアイディアや考えを、頭の中の自然な活動に沿いながらイメージ的に記すノート術です。
マインドマップは、計画・タスク管理・創造・思考の整理・学習・情報共有・プレゼンテーション・コミュニケーションなどを助けるツールとして、情報を洗い出して整理整とんする技法として世界中で使われています。
しかし実のところ、これらの使い方はマインドマップの本質を突いていません。マインドマップは記憶術と関係があります。実は。
といいますか後述しますが、記憶術のテクニックとしてマインドマップは誕生しています。
トニー・ブザンと記憶術
そもそもマインドマップの開発者のトニー・ブザンは、大学生時代に記憶術と出会い、記憶術に夢中になります。
なんとトニー・ブザンの担任のクラーク教授は、生徒の個人情報を細かく知っていたといいます。トニー・ブザンはこれに仰天。で、トニーは、クラーク教授から、その天才的な記憶のコツを教わろうと熱心に催促します。
そうしたところ、クラーク教授は、なんと記憶術を使って生徒の個人情報を全部記憶していたと言います。トニーはこのことを知り、記憶術を学びたいと思ったといいます。
ます。そうしてトニー・ブザンは記憶術のトレーニングを行い、やがて体得します。トニー・ブザンは場所法(記憶の宮殿)の使い方を体得したようです。
このようにトニー・ブザンは学生の頃に記憶術に開眼しています。その後、脳トレの分野では権威的存在になります。しかも「世界記憶力選手権」を提唱し開催するようになっています。
トニー・ブザンは「記憶術は効果の高い暗記術」であると述べています。事実「マインドマップ記憶術」という著書も出していますからね。
記憶術から生まれたマインドマップ
で、トニー・ブザンは、記憶術を使用している中で、記憶術を助けるためのツールとして「マインドマップ」を開発しています。
実のところマインドマップは記憶術のツールとして誕生しています。
このことは意外とあまり知られていません。
ちなみに、このマインドマップの原型は13世紀のギリシアで生み出されています。
マインドマップのルーツはラモン・ルル
マインドマップのルーツとなっているのは、1235年にギリシアに生まれた「ラモン・ルル(レイモンド・リリス、ラモン・リュイ)」が生み出した記憶術になります。
ラモン・ルルの記憶術はマインドマップのルーツ【13世紀】
具体的には、ルルの著書である「記憶増強法」と「学問の樹」になります。ルルは、文字をイメージ化たり、絵画の中にキーワードを埋め込む記憶術を考案しています。
※ラモン・ルル「学問の樹」
トニー・ブザンは、ラモン・ルルが考案した、これらの記憶術を参考にして「マインドマップ」を発案しています。
そもそもトニー・ブザンの経歴から見ても分かりますが、トニー・ブザンと記憶術との関係は非常に深いことがわかります。
また「世界記憶力選手権」を開催するなど、その活動を通しても記憶術が根っこにあることは容易に想像がつきます。
トニー・ブザンは記憶術の歴史についてかなりの知識を有していることも分かります。当然、中世のラモン・ルルのことも知っているはずです。
実際、マインドマップのルーツはラモン・ルルにあります。
ちなみに、ラモン・ルルの記憶術を元に、現代記憶術として生み出したのが、松平勝男氏の「ユダヤ式記憶術」だったりします。
マインドマップのルール
さてマインドマップの作り方になりますが、その前に作成する際にはいくつかのルールがあります。それは
- セントラル・イメージ
- BOI(Basic Ordering Ideas:大見出し)
- ブランチ
- サブブランチ
- キーワード化
- 色を三色以上使用する
といったルールです。
こうしたことを聞くと、そのようなルールに必ず従わないとならないように錯覚することも出てきます。
ですが、マインドマップを作成する際、実のところルールなどはありません。こうしたルールは、マインドマップの目的を達するために、後になって整理されたものです。
マインドマップとは、カラフルな絵のようにして情報を整理し、記憶を助ける手段です。マインドマップの本質とはこれになります。
情報をイメージ化して、暗記の便を助けるのがマインドマップです。
ラモン・ルルが生み出した手法も同じです。
ですからブランチを曲線にするとか、そうしたルールはあまり気にしなくていいでしょう。
色も三色以上とかいいますが、これにもあまりこだわらないで、自分が覚えやすいイメージ化をしていくことですね。
これが記憶術を踏まえた実践的なマインドマップの使い方にもなります。
視覚、イメージ、絵として記憶するための手段、それがマインドマップと覚えておけば大丈夫です。
またこうした捉え方こそ、実践的で応用も効くようになります。
マインドマップの 書き方
ではここでマインドマップの書き方を整理しながら説明してみましょう。
書き方は、先ほど「ルール」のところで解説した通りで、
- セントラル・イメージ
- BOI(Basic Ordering Ideas:大見出し)
- ブランチ(幹)
- サブブランチ(枝)
- キーワード化
- イメージ化(色を三色以上使用するのがお勧め)
このルールにしたがって書いていきます。具体的には次の通りになります。
セントラル・イメージ
紙の中心、つまり用紙の真ん中にイメージを書きます。
これをマインドマップでは「セントラル・イメージ」といいます。
セントラル・イメージは絵でもいいですし、キーワードでも良くなります。
要するにマインドマップ化したい概念の「核」となるものを、紙の真ん中に絵や文字で描く事になります。
これがセントラル・イメージであり、マインドマップを書く際に基本となる作業になります。
中心イメージであるセントラル・イメージは、色を使ってカラフルにして視覚に訴えるのがおすすめです。
色を付けることによって、記憶への定着が促進されます。イメージ化が進むと言うことですね。
ですから、マインドマップでは、原則的にカラフルで色彩感のあるものにしていきます。
文字情報だけでなく、色、デザイン、形として脳に焼き付け記憶していきます。これがマインドマップが記憶に役立つ理由です。
BOI
中心イメージであるセントラル・イメージが出来上がったら、次は「BOI」を書いていきます。
BOIとはBasic Ordering Ideasの略語です。
マインドマップを構成する具体的な概念をいいます。つまり、覚えたいこと、整理したいことの項目ですね。大見出しのようなものです。
BOIの作業で手が止まる方もいますが、あまり神経質になってはなりません。まずは書いてしまうことですね。
とにかくまずは整理することです。
マインドマップではBOIとか専門用語も出てきますが、あまりこうしたルールにこだわってはいかせんし、とらわれてはいけませんね。
目的は、「記憶を助けるための情報整理術」ということです。マインドマップの本質とは、情報整理です。
ですから、BOIのやり方とか、こうしたルールは「なるほど、そういうものか」程度に知っておくだけにして、あとはあなた自身、自由に書いていけばいいのですね。
ブランチ
マインドマップでは中心にあるセントラル・イメージから放射状に樹上突起を描いていき、
記憶すべき概念やキーワードを書いていきます。この樹上突起のような枝を「ブランチ」といいます。
ブランチの形は、まるの脳のシナプスにようです。関連性や連続性のある事項がまとまりをもって描かれていきます。
樹上突起の形をしたシナプスラインで結んでいくことによって、より視覚的になりイメージを想起させながら、暗記すべき事項を脳に焼き付けていきます。
マインドマップが記憶術と関連していることは、こうした具体的な手法からも分かります。
ブランチは曲線をで描くことが推奨されています。
ですが、こうした細かい約束事はあまり気にしなくていいでしょう。
サブブランチ
サブブランチとは、ブランチからさらに枝分かれした樹上形をした枝になります。ブランチよりも細く書くことが推奨されています。
サブブランチはブランチよりも細く書くことは、見た目上ものバランス感からいってもそうしたほうがいいでしょう。
サブブランチのほうが太ければ、絵的にもバランスが悪く、記憶への定着の阻害にもなります。
綺麗な絵が、脳裏に焼き付くのと同じで、バランス感のあるマインドマップのほうが記憶に残ります。
キーワードを書く
マインドマップでは、文章を書き連ねていくことはしません。
原則的に「キーワード」です。
あるいは「短いフレーズ」です。
お勧めなのは、キーワードです。
キーワード化されたものは暗記しやすくもなります。また視覚でも覚えやすくなります。
できるだけマインドマップでは、キーワード化して多用していったほうがお勧めになります。
もっともこの辺りは、人によっても違うでしょう。短いフレーズのほうが具体性もあって記憶に残るという方もいます。
人それぞれ、自分に合った(記憶の残るやり方)で、文字を書いていきます。
イメージ図
マインドマップでは、イメージ図や絵も多用していきます。
といいますか、マインドマップの本質が「イメージ化」ですので、絵、イラスト、イメージ図はできるだけ取り入れていったほうがおすすめです。間違い無く、絵画的にしたほうが記憶に残ります。
文字をキーワード化するのも、イメージ化の一つだからです。マインドマップとは、イメージ化による情報整理術ともいえます。
記憶術もそうですが、イメージ化することが大切です。
マインドマップが、トニープサンの記憶術の体験から誕生していることを踏まえれば、マインドマップの本質も分かってきます。
マインドマップでは、できるだけイメージ図やイラスト、絵を描き込んで、記憶したい事項をイメージ化したり、イメージと絡めて情報整理していきましょう。
マインドマップは「イメージ」「関連」が基本
マインドマップは一言でいえば「情報の視覚化」「情報の映像化」です。
記憶したい情報、整理したい情報を「キーワード+絵+色」を使って映像化していきます。
マインドマップは絵画的に作るのがコツにもなっています。
こうした情報整理でイメージ化を行うために、セントラル・イメージとかBOIとか、ブランチ、サブブランチ、色の使い方などのルールも決められています。
ですが、マインドマップの本質は、「情報をイメージ化」して「関連付けて整理する方法」ということになります。
マインドマップは「イメージ」と「関連(連想)」が基本にあります。それ故に「記憶術」になるわけですね。
マインドマップは、情報をイメージ化して関連付けて整理し、記憶を助けるための方法であり手段です。本質は「メモ」です。
ですから、どんどん書いていくことが大切です。思いついたまま書き上げていきましょう。どんどんBOIとしての概念を書き連ねていきます。
脳の中にあるものを吐き出すようにして。あるいは、書籍にある重要な項目をキーワードを書き出していきます。
こうした使い方をしていれば、自ずとマインドマップの効果も分かってきます。
マインドマップの効果
マインドマップは
- 視覚に訴える形でイメージ化できる
- 絵やイラスト、イメージの中に情報を埋め込むことができる
- 見た一瞬で全体像が分かる
- イメージ力が活性化させる
- 右脳が活性化する
- 情報を整理整とんできる
- 情報の簡素化が可能
といった効果が得られるようになるでしょう。
マインドマップとメモリーツリー
ところで「マインドマップ」を記憶術にしたときの別称が「メモリーツリー」ですね。
「メモリーツリー」は東大請負漫画「ドラゴン桜」の7巻62~64話に登場します。
ドラゴン桜の記憶術はメモリーツリーを使った記憶法! メモリーツリー記憶術~作り方・使い方を図解で説明
ドラゴン桜では「マインドマップ」とは言わずに「メモリーツリー」といって、マインドマップを使った記憶術を紹介しています。
メモリツリーはまさに「記憶術としてのマインドマップ」を端的に示していいます。
ちなみにドラゴン桜に登場する「メモリーツリー」では、記憶術の重要なテクニックについて言及されていません。ゴッソリ抜け落ちています。
しかしながら「ユダヤ式記憶術」の特典として、そのテクニックをお付けしています、その他「場所法」「記憶の宮殿」の使い方なども特典としてお付けしています。くわしいことはこちらをご覧いただければと思います。
ユダヤ式記憶術を徹底解説【レビュー・ネタバレ】~実際に購入したから言えること
マインドマップが作れる無料ツール
ところで現在ではマインドマップが描ける無料ツール(フリーソフト、無料でも使えるツール)もいくつか出ています。有名なツールもあります。
代表的なマインドマップの「無料でも使えるツール」は、こちらになります。
- Mindmeister・・・オンライン型、日本語対応
- miro・・・オンライン型、日本語対応
- XMind・・・インストール型、日本語対応
- Coggle・・・オンライン型、英語表記
- MindMup・・・オンライン型、英語表記
- MindNode・・・インストール型、日本語対応
以下、具体的にご紹介いたします。
Mindmeister
Mindmeisterはマインドマップ・ツールの先駆け的存在ですね。オンラインで使用できます。特徴としては、
- 世界で1400万人以上が利用
- オンライン上で使用ができる先駆け(インストール不要)
- 日本語完全対応
- 無料で使える
- 有料プランもある
- 動作が軽い
- テンプレートが豊富
といったのがあります。
またオンライン使用ですので、次の際だった特徴もあります。
- 共同作業が可能
- ブレインストーミングに最適
- プロジェクトの立案の共同作業が可能
- プレゼンテーションが可能
動作が軽いというのはいいですね。
もっとも使われているマインドマップ・ツールというのもうなずけます。
Mindmeister
https://mindmeister.jp/
miro
miro(ミロ)もオンラインで使用するマインドマップ・ツールですね。特徴としては、
- 世界中で3000万人が利用
- オンライン上で使用ができる(インストール不要)
- 日本語対応
- 無料で使える(基本機能のみ)、有料プランもある
というのがあります。
また、
- ホワイトボードに書き込むタイプ
- クリエイター向け
- ワークフローが可能
- プロジェクト管理も可能
- テンプレートが豊富(50種類以上)
- 付箋も使える
- 直感的に使える
- 各種デバイス用のアプリがある
といった特徴もあります。
miroは2022年から日本語対応しています。うれしいですね。
miroはクリエイター向けに特化しています。で、これはすなわちまた直感的に使えるということですね。直感的に操作できるツールは使いやすいです。魅力がありますね。
miro
https://miro.com/ja/
XMind
XMindはインストール型のマインドマップ・ツールです。特徴としては、
- 世界中で100万人以上が利用
- インストール型
- 日本語対応
- 無料で使える(機能制限付き)
- 有料プランもある
- 動作が重たい
- テンプレートが豊富
- マインドマップらしい樹形図っぽい
といったのがあります。
またマインドマッピングのほかにさまざまな機能があります。
- ビジネスチャート機能
- ブレインストーミングが可能
- 強力なプレゼンテーション機能
- スライド式のプレゼンテーションが可能
- ガントチャート作成可能
- クリップアートが豊富で華やか&カラフルに作成できる
- MS Office、PDFに対応
動作が重たいといいのは気になりますね^^;インストール型ですので、そうなりがちだとは思います。
けれどもテンプレが豊富でマインドマップらしい絵が描けるのは魅力がありますね。
XMind
https://jp.xmind.net/
Coggle
Coggleもオンラインで使用ができるマインドマップ・ツールですね。特徴としては、
- オンライン上で使用ができる(インストール不要)
- 英語表記(日本語には対応していない)
- 無料では3つまでのフローチャートが使える(有料プランもある)
- 動作は軽い
という感じですね。また
- 共同作業が可能
- テンプレートや素材が豊富。
- 直感的な操作でマインドマップやフローチャートを作ることができる
といった特徴もあります。
日本語に対応していないのはちょっと心配ですね。現在のところは「英語表記のみ」といいます。
好みにもよるかと思いますが、同じオンラインタイプであるならば「Mindmeister」のほうがいいかもしれませんね。
Coggle
https://coggle.it/
MindMup
MindMupもオンラインで使用するマインドマップ・ツールです。特徴としては、
- オンライン上で使用ができる(インストール不要)
- 英語表記(日本語には対応していない)
- 無料で使える(有料プランもある)
- Googleドライブを使用マッピングを作成
- 直感的な操作でわかりやすい
- 共有が簡単
「Googleドライブ」を使用する点は際だった特徴ですね。Googleドライブを使用していれば共有もしやすくなります。
ただこちらも日本語に対応していないのは残念ですね。
MindMup
https://drive.mindmup.com/
MindNode
MindNodeは、インストール型です。またApple社製品専用です。特徴としては、
- Mac、iPhone、iPad専用アプリ(WindowsやAndroidでは使用不可)
- インストール型
- 日本語に対応
- 無料で使える(機能制限付き)有料プランもある
- 共同作業、シェアリングが可能
- シンプルなデザイン
- 動作が軽い
- 直感的に使える
- 操作が簡単
インストール型にしては動作が軽いというのはいいですね。また日本語に対応しています。
ただしApple社製品、つまりMac、iPhone、iPadのみに対応しているってことですね。けれどもAppleファンにはおすすめできますね。
MindNode
https://mindnode.com/
マインドマップ・ツールでおすすめは?
このようにマインドマップを作成するツールはいくつかあります。
で、記憶術にマインドマップを使用する場合、
イメージ、ビジュアル
が重要になります。
ですのでマインドマップ・ツールを、もし使用する場合は、マインドマップをイメージ豊かに描くことができるツールがおすすめになりますね。さしずめおすすめなのは、
- XMind/インストール型、日本語対応
- miro/オンライン型、日本語対応
- MindNode/インストール型、日本語対応
- Coggle/オンライン型、英語表記
になるのではないかと思います。
もっともツールは、自分の好みや使い勝手に応じて選ぶのがいいですね。
また「記憶術」としてマインドマップを使う場合は、やはり「手書き」がおすすめです。手で書くことによって五感を刺激して記憶への定着(長期記憶)しやすくなります。
ツールは補助的に使う、まとめとして使うのがいいかもしれませんね。
まとめ
マインドマップは、整理したい情報や覚えたい事項を、脳内の自然な活動にそったかたちで表記するツールとして知られています。
けれども元々は「記憶術のツール」として開発されたということですね。意外と「マインドマップは記憶術」ということは知られていません。
それでも「情報の整理」としてのマインドマップは有益です。ノートにだらだらと書き上げるのではなく、覚えたいことをキーワード化しながら、なおかつイメージを多用して暗記していく情報整理のテクニックです。
この記事では、マインドマッと記憶術との関係について解説しましたが、マインドマップを開発した「トニー・ブザン」自身が、記憶術に精通していたということですね。
ちなみにトニー・ブザンが使っている記憶術は「場所法」です。「記憶の宮殿」を使った「記憶術の最高峰」ですね。
ちなみに最高峰の記憶術である「場所法」を、さらに改良して場所法よりも記憶の定着を良くし、なおかつ受験や資格試験向けに精鋭化した記憶術に「宮口式記憶術」というのがあります。
こちらでレビューしていますので、ご興味のあります方はお読みになってみてください。なお当方が解説した「マインドマップを使った記憶術」のやり方を特典としてお付けしています。