※記事にはプロモーションを含む場合があります
お宝教材!記憶術の音声CD講座
記憶術の「音声CD講座」はいくつかあります。が、先駆けは「東京カルチャーセンター」記憶術通信講座の付録となっていた「解説CD」になると思います。
こちらのCDですね。
この「記憶術講座」CDは、「昭和の記憶術」の元祖である渡辺剛彰氏によるCDです。渡辺氏自身が肉声で語っています。今ではレアなCD講座ですね。
ちなみに渡辺剛彰氏は、記憶術で人生に成功し、昭和の時代に「記憶術ブーム」を作った人になります。記憶術の業界では「神さま」のような方です。
ワタナベ式記憶術【渡辺剛彰】~実際に使ったレビュー・口コミ・やり方
渡辺剛彰氏は、記憶術を使って東京大学文学部に合格しています。しかも在学中に司法試験にも合格。その後、弁護士に。
まさに絵に描いたように「記憶術で人生に成功」した立志伝中の人といっても過言ではない方です。
そんな渡辺剛彰氏が作成・監修した「東京カルチャーセンター 記憶術通信講座」に同梱されていたのが、このCDです。4枚入りのセットになっています。
レア教材!記憶術のカセットテープ講座
渡辺剛彰氏の「記憶術CD」は貴重な教材になりますが、実のところCD化される前に「カセットテープ」版がありました。こちらです。
これですね。「ウルトラ記憶術講座」などの付録としてついていた「カセットテープ版」の記憶術講座です。
こちらのカセットテープも4本セットです。CDと同様に渡辺剛彰氏が肉声で語っています。
カセットテープ版も、CD版も、中身はまったく同じになります。
記憶術講座CD 渡辺剛彰の解説が素晴らしい
東京カルチャーセンター「記憶術講座」に同梱されていた「CD」も「カセットテープ」も、収録されている内容はまったく同じです。渡辺剛彰氏の肉声による解説ですね。
収録したのは1986年とあります。
東京カルチャーセンター「記憶術講座」には、何種類かのコースがあります。それぞれの記憶術講座に附属していたのが、このCD・カセットテープです。
ただし
- 受験のための記憶術講座~大学受験コース・・・プロのナレーターによる解説。
- 記憶術通信講座・ジュニアコース・・・小中学生向け。プロの声優による掛け合いでわかりやすい。
- 英語 記憶術講座・・・英語向けの音声解説。プロのナレーターによる解説。
に同梱されているCDは、渡辺剛彰氏の記憶術講座CDとは、内容が異なります。
けれども、この3つ以外の講座付録CD(カセットテープ)は、渡辺剛彰氏自身による解説ですね。
渡辺剛彰による記憶術の解説は、率直にいって秀逸です。
このCDなりカセットテープは埋もれた「お宝教材」といっていいでしょう。
渡辺剛彰氏の肉声が秀逸
何故、お宝教材なのかといえば、まず解説している渡辺剛彰氏の肉声が味わいがあるからです。
語り口や声質が、講談、寄席といった噺家(はなしか)のようで、ユーモラスです。
聞く者を惹きつけるリズム感もあって、おもしろく、聞いていて飽きません。
で、渡辺剛彰氏は、意外とハイトーン(高い声)なんですね。写真を見る限り、野太い声を出す方かと思いましたが、天才バカボンの声をちょっと高くしたかのようなユーモラスなしゃべりです。
それもそのはずで、渡辺剛彰氏は、父・渡邉彰平が創設した「詩吟(しぎん)」の公益社団法人「日本吟道学院」で総裁を務めていましたからね。
声がいいのは、詩吟で鍛えたのもあるかもしれませんね。
聞いているだけでも楽しい渡辺剛彰の解説
そんな声音(こわね)が魅力の渡辺剛彰氏なんですが、聞いているだけで楽しくなってくる解説が、4枚のCD(4本のカセットテープ)に収まっています。
一気に4枚のCDを聞けるほど楽しいんですね。
しかも、聞いているだけで、記憶術の使い方がわかり、しかも記憶術の練習もできてしまいます。聞いているだけで。
こんな秀逸な教材は、あまりないと思います。
もっとも渡辺氏は昭和2年に生まれた人ですので、古い言葉が出てきます。
たとえば「恋敵(こいがたき)」「白金(はっきん)」などですね。昭和に使っていた古い言い回しです。
が、こうした時代錯誤的な言葉も、なんだかユーモラスに聞けてしまいます。
CDを聞くだけで記憶術がわかる
渡辺剛彰氏による記憶術の音声解説は、ピカイチですね。
記憶術のエッセンスがぎっしり詰まっています。
回りくどい説明や能書きは無く、記憶術がズバリ使える核心から切り込んでいます。わかりやすい。
このCDを聞くだけで「基本的な記憶術」が使えるようになります。
記憶術の大事なポイントがすべて凝縮されています。
まさに「記憶術のお宝教材(CD,カセットテープ)」と言って過言ではありません。
4枚のCDは約90分。記憶術に必要な解説は約60分です。わずか1時間で記憶術を理解して、使えるようになります。
ハッキリいって本を読むよりもおすすめです。記憶術の使い方、コツがわかるようになります。
渡辺剛彰 記憶術CDの中身
では、「東京カルチャーセンター」の記憶術講座に同梱されている、渡辺剛彰氏自身による解説の「記憶術CD」の中身をバラしてしまいますと、次のようなコンテンツになっています。
1.記憶術入門
1.記憶術入門・・・11:31
- 頭と体の準備体操・・・5:38
- 想定問題の練習~頭の中にイメージを描く練習・・・5:53
- 高度な特定問題の練習・・・11:16
1枚目のCDは、記憶術の基本になります。イメージの使い方の解説と練習ですね。
ちなみに「高度な特定問題の練習」とは、
・イメージの特定
・抽象的なイメージの特定
・2つのイメージの結合
になります。
応用的なイメージの使い方を解説しています。記憶術では必須のスキルですね。
2.イメージトレーニング
2.イメージトレーニング・・・40:15
- トレーニング解説(1)・・・2:34
- 動物たち・・・4:04
- 風景・・・5:07
- 家の中・・・3:54
- 身近な情景・・・4:42
- トレーニング解説(2)・・・1:49
- ありそうな場面・・・3:30
- ありえない場面・・・6:47
- 不思議な場面・・・7:48
2枚目のCDは、記憶術の練習になります。ナレーターによる誘導で、記憶術のトレーニングができます。
この練習を行うことで、実際に記憶術を使うコツがわかるようになります。
3.基礎結合法・数字変換法
3.基礎結合法・数字変換法・・・20:43
- 基礎結合法・・・10:30
- 数字変換法・・・10:13
3枚目のCDでは、記憶術の基本スキルである「基礎結合法」「数字変換法」を解説しています。
1枚目、2枚目のCDで基礎を身につけていれば、この2つの記憶術はスグ使えるようになります。
4.集中力呼吸法
4.集中力呼吸法・・・25:04
- 集中力呼吸法説明編・・・12:25
- 集中力呼吸法・・・12:39
4枚目のCDになりますが、こちらは「おまけ」ですね。
「集中力呼吸法」は記憶術とは関係はありません。文字通りで「集中力を高めるための呼吸法」が語られています。別段、聞かなくても大丈夫です。
渡辺剛彰CDなら記憶術が1時間でわかる
以上、4枚のCD(4本のカセットテープ)の中身ですね。
全部で約90分です。
しかし記憶術の使い方だけを知りたいなら、CD1、CD2、CD3だけで充分ですね。この3枚のトータル時間は約60分です。
約1時間で記憶術がわかります。
ちなみに「記憶術に必要な3つの資質」についても語られています。
これは非常によく出来た記憶術講座CDですね。
記憶術通信講座・ジュニアコースCDは非常にわかりやすい
あと同じく「東京カルチャーセンター」の小中学生向けの講座「記憶術通信講座・ジュニアコース」に附属のCDもいいんですね。
こちらも渡辺剛彰氏の記憶術が元になっています。
ですがテキストが無くても、このCDセットだけを聞いて記憶術のほぼ全てがわかるようになっている優れたCD講座です。
大人でも楽しみながら学べる記憶術CD
「ジュニアコース」は小学生向けに構成されていた記憶術講座ですが、非常にわかりやすい内容となっています。
「ジュニア(小学生)」というタイトルが付いていますが、大人でも楽しみながら記憶術を学ぶことができます。
記憶術がよくわからない人には最適なCDになります。隠れたお宝CDです。
プロのナレーターと声優なので聞きやすい
CDは3枚セットになっています。総時間は約3時間。
プロのナレーターと声優よるもので聞きやすくなっています。博士、そうくん、ゆめこちゃんの3人が登場して、3人のやり取りを通した記憶術セミナーともいえます。
約3時間で記憶術のほぼすべてがわかるようになっている上、小中学生でもゼロから記憶術を学んでいくことができるように構成されています。
20万円高額セミナーの内容も入っている記憶術CD
このCDの驚く点は、ほぼ全ての記憶術のテクニックがわかりやすく解説されている点です。20万円くらいの高額セミナーでも教えている応用テクニックもわかりやすく解説してあります。
このCD講座は、その価値がほとんど知られないまま中古市場で取り引きされていると思います。
想像している以上に良質なCD講座になります。まさにお宝CDですね。
中身
CD3枚セット(CD各1枚約1時間、総時間約3時間)
- イメージトレーニング、チェンジングテクニック
- ドッキングテクニック、リンギングテクニック
- シークレットナンバーテクニック、スーパーテクニック、ウルトラテクニック
まとめ
「東京カルチャーセンター」の記憶術講座に同梱されていた渡辺剛彰氏自身の解説による「記憶術CD」。それと「記憶術通信講座・ジュニアコース」CD。
上記の記事をお読みになればわかると思いますが、どちらも非常によく出来ています。
しかし今では入手困難になっていますね。
私は記憶術には精通していると自負しています。自分で作成した「記憶術の使い方」を特典としてお付けしているくらいです。
ですので記憶術には、辛口な評価をするほうだと思っています。
そんな私の評価額でも「渡辺剛彰氏の記憶術解説CD」は1万円以上の価値はあると思います。2万円の評価額を付けてもいいくらいですね。「記憶術通信講座・ジュニアコース」もそうです。
なぜならどちらも約1時間聞くだけで、記憶術の基本を学ぶことができて、使うことができるからです。しかもムダがなく、必要なエッセンスが凝縮されています。
そんじょそこらの通信講座よりも秀逸です。このCDを聞くほうが、記憶術の基本はバッチリわかります。
「渡辺剛彰氏の記憶術解説CD」は今では入手困難になっていますが、ヤフクオやメルカリには、たまに出品されています。しかも超低価格で出品されています。
お宝発掘ですね^^
記憶術は進化している!
ちなみに渡辺剛彰氏の記憶術は、19世紀のヨーロッパで活躍した「ウィンケルマン」や「ファイネーグ」らの記憶術がネタ元になっています。
が、記憶術の使い方や習得の仕方は、進化し続けています。特に現代になってからは、さらに秀逸な記憶術も登場しています。たとえば
こういうのがあります。これらの記憶術は、システム(記憶術の方法)、オブジェクト(使用目的)、ソフト(サポート)が、従来の記憶術とは異なり、進化した記憶術となっています。
現代記憶術からすれば、ある意味、渡辺剛彰氏の記憶術は「古典的」とさえ言えます。
現代では、より秀逸な記憶術の教材や講座も多くなってきています。受験や資格試験に特化した記憶術もあります。
また宮地式脳トレ記憶術のように「教え方」が非常に素晴らしいオンライン講座も登場しています。
現代の記憶術講座は、やはり「今の人」に合っています。記憶術の原理そのものは2500年前と変わりませんので、渡辺剛彰氏の記憶術も色あせることはありません。
けれども現在の記憶術は、工夫や改良、新しい教え方が優れています。ですので現在の新しい記憶術講座を活用することはなんだかんだといってもおすすめになります。