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資格試験では学習計画表で決まる!試験合格は計画次第
資格や大学受験の試験合格は「学習計画表」で決まります。それくらい学習計画は超重要です。
事実「合否の9割は勉強計画で決まる」と断言されているほどです。本当に大事なことです。⇒詳細はこちら
勉強の計画が極めて重要なことは、予備校の講師からも聞いています。試験合格に学習計画は絶対欠かせません。絶対です。具体的な勉強術よりも「学習計画」のほうが欠かせません。
しかも「適切な学習計画表」が必要です。なんとなく立てた計画では、むしろ「挫折感」「失敗」「モチベーションの損失」になります。
学習計画を適切に立てることができるだけで、目標としている資格試験・大学受験に合格します。
学習計画表は、超重要と考えたほうがいいですね。
学習計画表を作成するための24のアドバイス
そこでこの記事では学習計画表の適切な立て方のあれこれをご説明します。要点は24個あります。それは、
8つのメリット、作り方における10の注意点、6つのコツの合計24個になります。以下、追って説明してまいります。
ちなみに、こちらは超シンプルなのですが、学習計画のツボを押さえ、なおかつ試験合格に必要なノウハウが詰まったおすすめの試験対策マニュアルです。
実際に購入してレビューをしています。学習計画を立てる際には大変重宝します。ご興味のある方はこちらのレビュー記事をお読みになってみてください。
学習計画表を作成する8つのメリット・効果・理由
では何故「学習計画表」が必要なのでしょうか? その理由、メリット、効果は、以下の8つがあります。
- いつ何を勉強するのかがパっとみてわかる
- 学習計画に従えば焦らず合格できる安心感が得られる
- 学習計画をこなすことでモチベーションも高まる
- 勉強の習慣が身につく
- 学習効率がアップする
- 苦手科目の克服もしやすい
- インプット・アウトプット・復習のサイクルが確かになる
- 試験勉強を挫折しにくくなる
この通りですね。以下、これらについてご説明します。
いつ何を勉強するのかがパっとみてわかる
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の一つ目は、「学習のスケジューリング表」があると、いつ何の勉強をすればよいのかがわかることです。
このことは「当たり前では?」と思われやすいのですが、実際に勉強を始めると、全体のことがわからなくなることがあります。
自分が今、何の勉強をする必要があるのかを、パっとわかることによって、「次、何の勉強をしようか?」といった迷いや誤った方向へ行くことを予防します。
「学習計画表」があることで、試験合格までの全体像がわかるわけですね。まさに「航海図」です。
学習計画に従えば焦らず合格できる安心感が得られる
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の二つ目は、適切な学習計画にしたがって勉強を進めれば合格するからです。
といいますか学習計画は合格することを前提にして立てます。計画の立て方は後述しますが、学習計画があると「この計画に従えば合格できるんだ」という安心が出てきます。
この心理的メリットや効果は計り知れないものがあります。
試験の合否は「勉強計画が9割決める」というのは本当です。
学習計画をこなすことでモチベーションも高まる
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の三つ目は、計画をこなすことでヤル気が高まることです。
これは本当にそうですね。学習計画に沿って勉強が進んでいくと、モチベーションが高まります。
これに加えて模擬試験の結果がよくなると、もう試験勉強が楽しくて楽しくて仕方なくなります。
一種のゲーム感覚になりますね。RPGで経験値をバンバン高めていくような感覚にすらなります。
これも勉強のスケジューリングをしているからですね。学習計画を立てることでヤル気・モチベーションはアップします。
勉強の習慣が身につく
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の四つ目は、「勉強をする習慣が身につく」というのがあります。
これも先ほどのモチベーションと関係していますが、計画に従って勉強をしていると、勉強することが習慣になります。で、模試で高得点を出すことがあれば、ますます勉強したくなりますからね。
で、勉強が楽しくなって、遊び感覚で勉強をするようになる。つまり勉強の習慣が結果的に身についてしまうわけですね。
学習計画を立てることは、本当に大切なことです。
学習効率がアップする
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の五つ目は、学習の効率がアップするというのがあります。
これもモチベーション、勉強の習慣が身につくことと関係がありますが、スケジュールに従って勉強をすると、勉強が楽しくなって、ダラダラと無駄な時間を過ごすことが減ってきます。
また最初から「今週はここまでやればOK」と決めていますので、余計な心配をすることなく、勉強を進めていくことができます。つまり「今、何をすればよいのかがわかっている」となります。
結果的に効率のよい勉強の仕方になります。
苦手科目の克服もしやすい
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の六つ目は、「苦手科目の克服がしやすい」というのがあります。
苦手科目。あるいは苦手な分野。ありますね。誰でもあります。
で、苦手科目や分野は後回しにしたり、手を付けないままでいることもあります。
しかし勉強の計画を立てておくと、苦手科目や分野を放置するリスクが減ります。また自分が苦手としている科目や分野もわかるようになります。
学習計画のメリットは大きいですね。
インプット・アウトプット・復習のサイクルが確かになる
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の七つ目は、インプット(学び)・アウトプウト(書き出し)・復習(反復)のサイクルがしっかりしていくるというのがあります。
このことは大学受験や資格試験の勉強においてはよても大切なことですね。そもそも勉強とは、
・インプット(学び)
・アウトプウト(書き出し)
・復習(反復)
のことです。この3サイクルをこなしていくことで、覚えたことも長期記憶となっていきます。
この3サイクルの学習は、池田義博さんは「3サイクル反復速習法」と名付けて奨めていますね。覚えたことがしっかりと記憶される超おすすめの勉強法でもあります。
試験勉強を挫折しにくくなる
「学習計画表」を作成するメリット・効果・理由の八つ目は、試験勉強の挫折がしにくくなるというのがあります。
挫折をしない勉強はとても大事です。ウルトラ級に大事なことですね。
そもそも勉強を止めてしまったら、大学受験も資格試験の合格は完全に無くなります。勉強するからこそ「合格」できるわけですね。
ところが勉強をしなくなれば、必然的に合格できなくなります。人生の挫折になることも。
試験合格のための勉強挫折はしてはなりません。そのためにも適切な学習計画を立てておく必要があります。
学習計画表の適切な作り方~10の注意点
では次に「学習計画」の作り方ですね。どのようにすれば「適切な学習計画を立てることができるのか?」。その作り方がです。
ちなみに「学習計画」は「適切」でありませんと、効果は期待できません。上記にあげた8つのメリットや効果は「適切な学習計画」を前提にしています。
学習計画の中には「不適切な学習計画」もあります。不適切な計画になってはなりません。
で、ここでは「適切な計画」となるための「作り方」に関する「10の注意点」をご説明します。それは、
- 目標・目的を決める
- 合格に必要な学習時間を見積もる
- 受験日を最終日として逆算して学習計画を作成
- 各科目で使用する参考書・問題集を決める
- 勉強計画は月単位・週単位に立てる
- 1日の勉強計画は厳密にしない
- スケジュール調整日を入れる
- 勉強した総時間がわかるように数値を記入する
- 計画を用紙にまとめる
- マインドマップ式もおすすめ
これらですね。以下、説明してまいります。
目標・目的を決める
学習計画をの作り方で注意する点として、一番目は、まず「目標・目的」を決めることですね。
- この試験を受ける理由は何か?
- この試験に合格したいのは何故か?
- 将来、自分は何をしたいのか?
- 将来の自分のために、この試験はどういう意味があるのか?
- この試験に合格すると、どんな素敵なことが待っているのか?
こうしたことをピックアップしてノートに書き出していきます。試験を受ける目標・目的を最初にハッキリと明確にします。
合格に必要な学習時間を見積もる
2番目としては、その資格なり受験合格に必要な「学習時間」を見積もることです。
ます自分が受けようとしている試験に対して、合格するための必要な学習時間を知っておくことは非常に大切なんですね。
必要な学習時間を知りませんと、闇雲に勉強をしてしまうことになりましす。また迷いも多くなります。自分が受けようとする資格や学校試験の「合格時間」を知ることは絶対に欠かせなくなります。
ちなみに資格試験において、必要とされる勉強時間は、
資格試験 | 合格に必要な平均勉強時間 | 1日3時間の勉強をした場合 |
司法試験 | 3000~8000時間 | 約2年7ケ月~7年3ケ月 |
公認会計士試験 | 5500~6800時間 | 約5年~6年3ケ月 |
税理士試験 | 4000時間 | 約3年7ケ月 |
不動産鑑定士試験 | 2000~3700時間 | 約1年9ケ月~3年4ケ月 |
司法書士試験 | 3000時間 | 約2年8ケ月 |
中小企業診断士試験 | 1000時間 | 約11ケ月 |
社会保険労務士試験 | 1000時間 | 約11ケ月 |
一級建築士試験 | 800~1000時間 | 約9ケ月~11ケ月 |
行政書士試験 | 600~1000時間 | 約7ケ月~11ケ月 |
簿記検定1級試験 | 500~700時間 | 約5.5ケ月~8ケ月 |
FP1級試験 | 200~400時間 | 約2ケ月~4.5ケ月 |
簿記検定2級試験 | 250~350時間 | 約3ケ月~4ケ月 |
宅地建物取引士 | 200~300時間 | 約2ケ月~3ケ月 |
FP2級試験 | 150〜300時間 | 50日~100日 |
販売士試験 | 60時間 | 20日 |
これだけの時間がかかります。なおこのデータは「平均時間」です。また日割り計算は「1日3時間勉強した場合」の日数です。
まずは自分が狙っている資格などの試験に合格するための「学習時間」を見積もりましょう。
受験日を最終日として逆算して学習計画を作成
次に3番目の注意点としては、受験日から逆算して学習計画を立てるということです。
このことは意外と見落とされがちなんですが大事なことになります。
まずその試験の受験日を調べます。で、受験日をXデーとし、そこから逆算して学習計画を立てます。
学習計画を立てる際に、「合格するために必要な学習時間」を知っていませんと、計画を立てようがなくなります。
ですので2番目でまとめた一覧表が役に立つわけですね。この一覧表を見てもおわかりかと思いますが、学習計画を立てることの大切さが改めてわかるかと思います。
なお学習時間を踏まえた試験に合格する学習計画の立て方は、冒頭で紹介した「試験合格プロジェクト」が大変役に立ちます。
ノウハウそのものはシンプルなんですが、簡にして要を得ていて、余分なことに振り回されずに要領よく学習計画を立てることができます。合格実績のあるポイントを押さえた計画の立て方が解説されています。
各科目で使用する参考書・問題集を決める
学習計画を作る上で大事なことの4番目は、各科目で使う参考書・問題集を決めることです。
で、大学受験や資格試験では、参考書・問題集を決めたら、最後までやりぬくことが大事です。
あれもこれもと別の参考書・問題集に気持ちが移ってしまって、他の参考書や問題集を購入するのは、非効率になります。
このことは多くの合格体験者も言われています。評判の良い参考書や問題集を一冊購入して、最後までやり遂げるということが非常に大切です。
あれもこれもと参考書や問題集を購入するのは、結果的に中途半端になり、これは最もマズいやり方になります。
勉強計画は月単位・週単位で立てる
学習計画を作る上での注意点5番目は、勉強計画は「おおまかに」立てることです。具体的にいえば、月単位・週単位で学習計画を立てるのがおすすめになります。
勉強計画を厳密に作るのはおすすめではありません。なぜなら挫折感の原因になりやすいからですね。
そうではなく、月単位、週単位で計画を立てるほうが、精神的にも余裕が出てきて、焦らずに勉強することができます。
もっとも性格や気質によって違ってくることがあるでしょう。
日単位でスケジューリングするほうが続く・挫折しないタイプなら、日にち単位での学習計画を立てるのがいいでしょう。
けれども多くは、おおまかにスケジュールを立てるほうが気持ちに余裕も出てきますね。
1日の勉強計画は厳密にしない
学習計画を作る上で注意が必要な6番目は、1日の勉強計画は厳密にしないということです。このことは「勉強計画はおおまかに立てる(月単位・週単位)」こととも関係しています。
1日の学習予定の立て方としては、余裕を持たせるとか、おおよその時間帯を決めて、その間に「○○を勉強する」といったスケジューリングのほうがおすすめになります。
やはり、心に余裕を持てることが、長期にわたる試験勉強では大事になってまいりますね。
性格やタイプにもなりますが、時間単位で勉強の予定を立てた厳密な学習計画を立てないほうが、失敗や挫折は少なくなる傾向です。
スケジュール調整日を入れる
学習計画を作る上で注意する点の7番目は、スケジュール調整日を入れることです。
基本的に学習計画は狂います。いえズレると思っておいたほうがいいですね。
人はそんなに予定通りに進捗できるものではありません。現実をいえば、サボったり、ヤル気が出なかったりするものです。
ですので、学習計画そのものに「あそび」「余裕」を入れておくことが大事になるんですね。
調整日を入れることで、スケジュールが全体的にうまく進むようになり、また予定通りに進んでいること自体が自信につながります。合格できるという確信にもつながります。
調整日は必ず設けるようにします。また調整日を込みで学習計画を作るようにします。
勉強した総時間がわかるように数値を記入する
学習計画を作る上で大事なことの8番目は、勉強した総時間がわかるように数値を記入することです。勉強した総時間を書いていくことですね。
ダイエットにレコーディングダイエットという、自分が食べたものを記録していくやり方があります。これは食べたものを文字化・数字化することで食べることを控えていくようになるダイエットの仕方です。
受験勉強や資格試験の勉強はダイエットではありませんが、自分が勉強した時間数を数値化することで、モチベーションもアップしていくようになります。
「今までこんなに勉強してきたんだ」というのを数字で視覚化することで、ヤル気が燃え上がるようになります。
モチベーションアップのために、また合格な必要な時間を見計るためにも、学習総時間を数字で記入していく学習計画がおすすめですね。
計画を用紙にまとめる
学習計画を作る上で大事なことの9番目は、計画を用紙にまとめることです。あるいはエクセルやワードにして視覚化します。
これは当たり前なんですが、意外とズボラになってしまうケースがあります。
学習計画は視覚化することが大切です。用紙に書き出したり、パソコンやスマホのアプリを使って視覚化することで、頭の中も整理がつきます。
また学習計画は、必ず紙に書き出すか印刷をして、目に見えるところに置いておきます(張っておきます)。
こうすることで常に視覚に入ってきて、試験合格のことを意識するようになって、勉強への励み&モチベーションになります。
マインドマップ式もおすすめ
学習計画を作る上で大事なことの10番目は、マインドマップも使ってみることです。
学習計画は、マインドマップ式にするのもおすすめです。
マインドマップはカラフルでわかりやすい視覚情報ですので、学習計画がビジュアルとして理解できるようになります。
また学習計画が覚えやすいメリットもあります。計画を立てて、見て、楽しくなって、ワクワクしてくるのもマインドマップの特徴ですね。
個人的にはマインドマップを超おすすめしています。マインドマップは、おおまかな計画を立てるにもうってつけですし、使い勝手もよいですので、マインドマップで計画を作るのはおすすめです。
ちなみに、こちらの記事ではマインドマップの使い方やおすすめのアプリなども解説しています。ぜひお読みになってみてください。
学習計画を立てる6つのコツ・ポイント
次に学習計画を作る上でのコツやポイントについてご説明いたします。上記の「作り方」を補完・補足する内容です。コツやポイントは6つあります。
- 模擬試験を受ける日程を入れる
- 学習計画の進捗を管理し調整・修正を行う
- おおまかに作成するがいい加減に作らない
- 無理のない学習計画にする
- インプット・アウトプット・復習の日を踏まえる
- 学習総時間を記録しても勉強量にとらわれない
これらのコツ・ポイントを踏まえると、よりよい勉強計画を作ることができるようになります。以下、具体的なことをご説明してまいります。
模擬試験を受ける日程を入れる
学習計画を立てるコツの1つ目は、まず学習計画の中に「模擬試験」を受ける日程は必ず入れるようにしることです。
模擬試験は、単なる実力を推し量る「腕試し」ではありませんね。模試は、その大学なり資格試験の出題傾向を踏まえた「粋(すい)」が結集された最大の情報にもなります。
模擬試験を受けることは重要なことですので、学習計画の中にも入れ込んでおく必要があります。
また模試にむけた学習予定も組み込んでおくことで、本番の試験に向けての適切な学習計画を立てることができるようにもなります。
学習計画の進捗を管理し調整・修正を行う
学習計画を立てるコツの2つ目は、学習計画を管理することですね。
勉強の計画は必ずといっていいほどズレるようになります。といいますか、ズレを見込んで立てる必要があります。
が、それでもズレますので、必ず「調整日」を設けて、スケジュールの遅れを取り返す余裕を入れ込んでおくのは大切です。
調整日を入れて、勉強計画に余裕を持たせることはスケジューリングにおけるコツです。
おおまかに作成するがいい加減に作らない
学習計画を立てるコツの3つ目は、「おおまかに立てる」ということですね。
学習計画をおおまかに立てることは、作り方のところでもご説明しましたので繰り返しになりますが、本当に大切なポイントになります。
学習計画は、きっちりと作るのはよくありません。おおまかに作るのがコツです。人は計画通りには動かないものです。ですので余裕を持たせた計画がおすすめです。
かといって雑な計画も困ったものです。現実可能な余裕がありながらの緻密な学習計画が望ましいですね。
くどいようですが、学習の計画は綿密に立てないことがおすすめです。
無理のない学習計画にする
学習計画を立てるコツの4つ目は、「無理のない学習計画を立てる」ということですね。
学習計画を「おおまかに作成する」ことと関係しますので、これも繰り返しになりますが、無理のない学習計画を作ることは本当に大切になります。
真面目な人は、きっちりとした計画を作りがちです。けれども厳密で余裕のない計画を立てると、ほぼ100%失敗します。しかも挫折感を抱いてしまうことも出てきます。
計画は挫折するほうが怖いものです。最初から挫折しないための無理のない計画を立てるのはコツですね。
したがって何月から何月までに何回くり返すといった細かいところまでは、最初から計画を立てないことです。
インプット・アウトプット・復習の日を踏まえる
学習計画を立てるコツの5つ目は、「インプット、アウトプット、復習」の3つを前提にするということですね。
先述の通りで、勉強とは
・インプット(学び)
・アウトプウト(書き出し)
・復習(反復)
に集約されます。
したがった学習プランを立てるときも、これら3つを踏まえて立てることが望ましくなります。
かといって厳密に立てるのはよくありません。おおよそのところでインプット・アウトプット・反復のスケジューリングを立てるのがおすすめになりますね。
学習総時間を記録しても勉強量にとらわれない
学習計画を立てるコツの6番目は、「勉強量にこだわらない」ということです。
これはどういうことかといえば、「勉強する(した)総時間を記録することはおすすめ」なんですが、勉強量にとらわれるのはよくないということなんですね。
「時間(記録)」と「中身(勉強)」は違うともいえます。
人は、ともすると「数字にとらわれる」ことに陥ります。数字としての実績に満足してしまい、勉強の中身よりも、勉強をした時間で満足してしまうことがあります。
これは意外と盲点にもなっています。
で、勉強の中身以外への「とらわれ」が、学習の障害になることは時々出てきます。たとえば、
・ノートを綺麗取る
・蛍光ペンを多用して綺麗にする
・学習計画を緻密かつ完璧に作成する
・勉強の総時間を意識し過ぎる
こうした現象ですね。これらは「学習の中身」よりも「別なもの」に興味関心が行き、結局、学力がつかなくなります。避けたい現象です。
こうした心理的な落とし穴に陥っているかどうかをチェックすることもまた、学習上では大事になってきます。
正しい学習計画なら「覚えるべき暗記」もはかどる
以上が「適切な学習計画」を立てる24のポイントになります。これらを踏まえて計画を作成することはおすすめです。
ちなみに、適切な学習計画を立てると「暗記・記憶がはかどる」という現象があります。
「学習計画が記憶をしっかりさせることと関係があるの?」と思うかもしれません。
答えをいえば「Yes」。関係があります。
そもそも学習計画をしっかり立てなければ、勉強の進度もおぼつかなくなります。不安な気持ちになります。不安な気持ちは焦燥感を生み出し、勉強に身が入らなくさせる大きな原因になります。
だからこそ「学習計画」が大切なんですね。しかも「試験に受かる学習計画を立てる」ことが必要です。
学習計画と暗記とは直接的な因果関係はなくても、間接的に影響を及ぼします。学習計画を適切に立てることをしなければ、しっかりとした記憶もできなくなります。時間に追われたり、焦ったりして、きちんと覚えられなくなります。
「学習計画を立てる」は、試験対策の基本であり大幹になります。試験に合格するためには「適切な学習計画」が欠かせません。
このことは意外と知られておらず、また軽く考えられがちです。「適切な学習計画を立てる」ことこそ試験の合否を決定します。
で、試験に受かる適切な学習計画の立て方は、繰り返しますが、「試験合格プロジェクト」がおすすめです。実績に裏付けられた計画の立て方は大変シンプルで、目から鱗になります。
学習計画は大変重要です。
勉強の基本は「学習計画」
ところで勉強法においては、大事な基本があります。それは何でしょうか?
意外とこのことが知られていません。
勉強法というと、その手の本もたくさんありますよね。けれども書籍の多くにある勉強法は、小手先のテクニックがほとんどです。ツールの使い方、テキストの読み方、覚え方などなど。
で、これら小手先の勉強法も「戦術」なんですね。記憶術も戦術ですが、世間に出回っている勉強法のほとんどは「戦術」です。小手先のテクニックです。
しかし本当の意味で勉強法は「戦略」になります。で、戦略としての勉強法とは、ズバリ「勉強計画の立て方」「スケジューリングの仕方」です。
ところが適切な「学習計画の立て方」を知らない人が多かったりします。そのため大学受験や資格試験で失敗しているケースが多かったりします。
けれども正しい「計画の立て方」「スケジューリング」の仕方がわかると、とたんに合格しやすくなります。
その正しい「計画の立て方」はこちらで詳しく説明しています。試験合格においては欠かせない大事なことです。ぜひご覧になってください。