行政書士試験が難しい・覚えられない・受かる気がしない人の4つの原因と解決策

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行政書士試験が難しい・科目が覚えられない・受かる気がしない人の4つの原因と解決策

行政書士試験は出題範囲が非常に広い資格試験です。

そのため「試験が難しい」「科目が覚えられない」「到底受かる気がしない」といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるようです。

行政書士試験は何故、難しい・覚えられないのか?

で、何故、難しいと感じたり覚えることができないかといえば、それは

  1. 法律用語が意味不明・・・用語や条文、言い回しが難しい・わからない・わかりにくい
  2. 科目が多すぎて覚えられない・・・どこから手を付けてよいのかわからない
  3. 勉強の仕方がわからない・・・合格するためにどう進めていけばよいのかわからない
  4. 記憶力が悪い・・・暗記が苦手、集中力が足りない

この辺りが原因になっていることが多いからですね。

解決策はこれ!

が、これらの問題や悩みを解決方法があります。それは、

  1. 法律用語が意味不明予備校の講座を受ける(講師に質問する)
  2. 科目が多すぎて覚えられない頻出科目から覚える、ヤマを張る
  3. 勉強の仕方がわからない予備校の講座を受ける、適切なスクジュールの立て方を知る
  4. 記憶力が悪い(集中力が足りない)記憶術を使う

ということです。
これらの対策を講じることで、「難しすぎる」「科目を覚えることができない」「試験に受かる気がしない」といった悩みはほとんど解決するでしょう。

記憶術が使えると勉強が楽しくなる

特に「記憶術」が使えるようになると、面白いように覚えることができるようになります。

で、暗記が得意になると、行政書士試験の勉強そのものが楽しくなってきます。

そもそも行政書士試験の本質は「暗記」です。きちんと覚えることができれば合格できる試験です。
行政書士試験に記憶術がおすすめの知られざる理由とは?

しかも記憶術が使えるようになると、行政書士試験に限らず、その他の勉強や学びが楽しくなり、いろんな資格試験に挑戦したくなります。知的な成長を楽しむことができるようになっていきますね。

行政書士試験にふさわしい記憶術を使う

記憶術に関しては、後述しますが、行政書士試験でおすすめなのが「ユダヤ式記憶術」です。この記憶術は、用語だけでなく条文を構成しているロジックをも覚えることができる画期的な記憶術です。行政書士試験にはうってつけの記憶術になっています。

こちらで詳しくレビューしていますので、ご興味があればお読みになってみてください。

法律用語はわかりにくい・難しい

行政書士試験は、法律系の資格試験ですが、宅建と並んで法律のことがまったくわからない人も多く受験する資格試験です。

ですので「初めて法律を学ぶ」という人も結構いらっしゃいます。

そのため「法律の用語や条文の言い回しが難しい・わかりにくい」といったお悩みを抱えてしまうことも多かったりします。

それで覚えられなくなってしまうことも。

いえいえ、仮に機械的に覚えたとしても、すぐに忘れてしまうことも起き得ます。

たとえば頻出科目である「地方自治法」における住民監査請求の問題文で、

住民監査請求は、地方公共団体の不当な公金支出行為についても請求することができる。しかし住民訴訟は不当な公金支出行為については提起することができない。

という文言があっても、何を言っているのかすら文書うの意味がわからない場合もあります。

こういした法律の基本的な言葉の意味がわからない状態で、闇雲に「覚えよう」としても、覚えられないのは当たり前になりますね^^;

法律の言葉の理解から始める

ですので、まず法律の特有の言葉・言い回しを理解することですね。と同時に慣れることですね。

初めて行政書士試験を受ける人が、条文や法律的な文言が理解できるはずがありません。

法律の言葉は日常的に使っている言葉ではないからですね。専門用語です。リーガルな言葉だからです。難しくて覚えられないのは、ある意味、当たり前です。

ですので、まず法律特有の専門用語を理解して、言い回しに慣れることが大事になってきますね。

覚える前に、理解が大切です。

しかもわかりやすく理解することが大切です。

法律の文言をわかりやすく理解する

法律の文言をわかりやすく理解するといっても、抽象的に理解するのではなく、日頃の出来事として理解することが大事になります。

で、そのためには、

  • インターネットでザックリ検索して調べる
  • 参考書やテキストを読む
  • 行政書士試験の講座がある予備校を使う

これがおすすめです。

【参考サイト】
⇒誰でもわかる法律用語集
⇒動画で民法がわかーる。【行政書士試験対策】

「契約不適合責任」をわかりやすく理解する

たとえば行政書士試験では頻出となる「契約不適合責任」。これをわかりやすく説明すると、

おたくのお店でシナノスィーツ(りんご)を注文して今日届いたんだけど、注文通りじゃなかったので、責任取って・なんとかしてちょー。

これを「契約不適合責任」というんですね。で、契約不適合責任に当てはまるケースは、

  • 種類が違う・・・届いたのは「愛媛ミカン」だった!なんとかして!
  • 品質が違う・・・数個痛んでいた!なんとかして!
  • 数量が違う・・・16個入りのはずが14個しかなかった!なんとかして!

こういう場合は、買った客(買主)は、次の請求ができます。

  • 追完請求・・・補修(直してもらう)、代替物の引き渡し(交換してもらう)、不足分の引き渡し(追加)という請求(対応を求めること)ができる
  • 代金減額請求・・・追完請求をしても追完してもらえない場合は、値引いてちょうだい、代金を安くしてちょーだいという請求ができる
  • 損害賠償請求・・・売る側のみに責任があるときだけできる
  • 解除・・・売る側に責任が無くても契約解除(キャンセル)できる

こんな感じですね。
「契約不適合責任」には、言い掛かり・クレーマー対策(買主に不相当な負担を課するものでない時は、売主は、請求された追完の方法とは別の方法で追完をなすことができる)、買ったお客がダメにしちゃった(買主の責めに帰すべき事由による)、その他、細かいことや例外の規定があります。

しかしまずは、このように「日常的な事柄としてわかりやすく」理解することが大事になります。

行政書士予備校の講座を申し込む

法律の専門用語や言い回しについては、わかりやすいテキストを読んだり、予備校の講座を利用することがおすすめです。

できることなら市販の参考書ではなく、予備校がおすすめです。

予備校のテキストは、わかりやすく書いてあります。かみ砕いて、日常的な感覚で説明してくれる講師も多くいます。

何といっても講師に質問もできますね。また出題される試験の動向や傾向の分析も熱心です。それと「民法の改正」が時々ありますので、改正された民法の情報もいち早く、なおかつ的確に教えてくれます。

行政書士試験の場合は、予備校を使うのがおすすめです。もう「外せない」といっていいくらいです。

予備校を使うことで、行政書士試験に出てくる法律の言葉も容易に理解できるようになって、覚えられるようになってまいります。

予備校の選び方

行政書士の予備校でおすすめなのは次になります。

予備校は1年間、関わります。予備校選びで大事なことは「講師の口調や説明の仕方が自分に合っている・わかりやすい」という点から選ぶことですね。

受験予備校のカリキュラムそのものは、それほど大きな違いはありません。が、昔からある大手の予備校がおすすめです。

なぜなら教え方が洗練されていますし、話しの口調も穏やかなことも多く、生徒に覚えさせるのが上手な傾向があるからです。

昔からある大手予備校の中から「自分のフィーリングに合う予備校」を選ぶことがおすすめですね。

科目が多すぎて覚えられない

「行政書士試験は科目が多すぎて覚えられない」という場合は、この心理の裏側に「どこから手を付けてよいのかわからない」というのがあります。

ですので先ほど書いた通りでして、頻出科目を絞って、そこから覚えていくのがおすすめになります。別の言い方をすれば「ヤマを張る」ということですね。

行政書士試験の場合は、「行政法」「民法」が頻出科目になっています。この2科目だけでも188点です。法令科目の合格点122点を裕に超えて、行政書士試験の合格点180点以上すら上回ります。

科目 択一式 多肢選択式 記述式 配点 ウェイト
行政法 19問 2問 1問 112点 ★★★★★
民法 9問 0問 2問 76点 ★★★★★
憲法 5問 1問 0問 28点 ★★
商法 5問 0問 0問 20点
基礎法学 2問 0問 0問 8点
合計 40問 3問 3問 244点

ご覧の通りでして、行政書士試験では「行政法」と「民法」の学習が非常に重要なのがおわかりかと思います。

さらに行政法と民法に関しては、

行政法の頻出項目

行政法は、地方自治法、行政手続法・学説、行政不服審査法、行政事件訴訟法が頻出項目となっています。

行政法 出題数 補足
地方自治法(住民監査請求・住民訴訟法、条例、公の施設、直接請求権、地方公共団体、住民・住所) 3~5問 最頻出事項
内閣府設置法・国家行政組織法 1問
国家公務員法・地方公務員法 1問
学説 1問
行政手続法 3問
学説 2~3問
行政不服審査法 3問
行政事件訴訟法 3問
国家賠償法、損失補償 2問

ご覧の通りでして、これら頻出科目から覚えていくことがおすすめです。そうすれば「覚えることが多すぎて覚えられない」といった気持ちにはなりにくくなりますね。

民法の頻出項目

で、民法にも頻出事項があります。それは、「債権」「物権」です。極論をいえば、この2項目をまずきっちりと勉強すればいいくらいです。

民法 頻出 出題数 補足
総則・・・意思表示、代理、時効、制限行為能力者、権利能力 1~2問
物権・・・抵当権、占有権、所有権、不動産物権変動の対抗要件 2~3問
債権・・・不法法行為、請負、委任、賃貸借、物権変動、債権者代位権、詐害行為取消権、多数当事者の債権債務(連帯債権、連帯債務)、弁済、契約解除 3~5問、記述2問 頻出、約5割
親族・相続・・・【判例】、親族、親子不存在確認の訴え、嫡出否認の訴え 1~2問

基本的な用語・条文・判例を覚える

このように覚えるべき科目・事項を、試験の頻出傾向に従って、まず絞り込むことが大切です。そうして、

  • 基本用語・条文・判例を覚える
  • 言葉や条文を平易に理解する(日常的な具体的な出来事として理解する)

といった具合に、「基本を覚える」「日常的な出来事として覚える」といった学習で覚えていくと、「覚えられない」ということはかなり減ることでしょう。

行政書士試験は、範囲が非常に広いため、妙に深入りしてしまうと泥沼にはまっていきます。基本的な用語、条文、判例と結論を中心に、理解しながら学習を進めていくことは大切ですね。

勉強の仕方がわからないので難しい・受かる気がしない

あと「行政書士試験の勉強の仕方がわからない」ため、そもそも覚えられない、暗記する意欲も出てこない、受かる気がしないといったお悩みのケースもあります。

この心理は、「試験に合格するためには、どのように学習を進めていけばよいのかわからない」といったのが裏側になることが多いですね。

で、勉強の仕方に関しては、

  1. 正しい勉強の仕方を知る
  2. 正しい学習計画(スケジュール)の立て方を知る
  3. 予備校の講座を使う

ということになります。

正しい勉強の仕方を知る

そもそも「正しい勉強の仕方」を知っている人は少なかったりします。ですので「行政書士の勉強の仕方がわからない」というのは、素直な所感といえます。

ところが「正しい勉強の仕方」というのはあります。それは、

  1. 試験に合格する期間(勉強総時間)を決める
  2. 1ケ月の勉強時間を決める
  3. 1日の勉強時間を決める
  4. スケジュール管理をする
  5. 参考書(講座)は1冊(1つ)にして使い倒す
  6. 過去問を解く
  7. 記憶術を使う

ということです。
で、このことは、こちらの記事で詳しく書いています。行政書士試験にも該当しますので、ぜひお読みになってみてください。

⇒資格試験に受かる効率の良い「7つ」の勉強方法

正しい学習計画(スケジュール)の立て方を知る

勉強法と関係がありますが、「学習スケジュールを正しく立てる」ことは非常に大事なことになります。

しかし「正しい学習計画の立て方」はあまり知られていません。けれども学習計画は「合否の9割は勉強計画で決まる」と断言されているほどです。非常に大事なことなんですね。⇒詳細はこちら

ところが案外、このことが知られていません。そのため、行政書士試験においても

  • 合格できない(どうしても受からない)
  • 覚えられない(すぐ忘れてしまう)
  • 試験直前になってもやり残しがある(学習仕切れていない)

といったことになることも。
こちらに「正しい学習計画の立て方」をまとめてあります。ぜひお読みになってみてください。

⇒資格試験の学習計画表作成23のアドバイス~合否はスケジュール次第!

行政書士試験向けの予備校を使う

行政書士試験合格のための予備校に関しては、すでにご説明した通りです。

予備校のカリキュラムでは、1年間で合格するための学習計画を立ててあります。

このスケジュールに沿って、重要論点、記述問題、答練、模試といったカリキュラムをこなして、合格できるように設計してあります。

ですので、端的にいえば、勉強の仕方がわからない人こそ、予備校の講座に申し込んで学習を進めるのが断然おすすめです。

間違っても独学はしないほうがいいでしょう。

「勉強の仕方も教わる」という心づもりで、自分に合いそうな予備校の行政書士試験講座を受講するのがおすすめです。

記憶力が悪い

あと「記憶力が悪い」ために「覚えられない」「難し過ぎる」という場合は、

  • テキストをわかりやすく理解する(抽象的な法律言葉ではなく日常の出来事として理解する)
  • 記憶術を使う(科学的な記憶法を使う、生活習慣を見直す)

これらがおすすめになります。

テキストをわかりやすく理解する

まず「記憶力が悪い」といっても「理解力が無い」ということではないと思います。

で、「記憶する・覚える」ためには、「理解」が必要です。で、その理解も先ほども書きましたが、抽象的に理解するのではなく、日常の出来事として理解することが大事す。

最初のほうで書いた「契約不適合責任」ですが、この法律を日常の感覚で説明しました。

難しい・わかりにくいと感じる言葉や言い回しは、「日常的な事柄としてわかりやすく理解する」ことが非常に大事になってきます。

またわかりやすく理解することで覚えやすくなります。

記憶術を使う

このように「わかりやすく理解」した後は、「記憶術」を使って覚えていきます。

行政書士試験には記憶術はピッタリです。

なぜなら行政書士試験の本質は「暗記試験」だからです。なので行政書士試験に記憶術は合っているんですね。

ちなみに資格試験には記憶術は非常に合っています。試験の本質が「暗記」というのが多いからですね。このこともこちらの記事に書いていますので、ご興味があればお読みになってください。

⇒資格試験に記憶術がおすすめな5つの理由

行政書士試験に合った記憶術を使う

で、行政書士試験におすすめの記憶術というのもあります。それは、

  • 語呂合わせ・・・「単一な」用語を暗記(語呂で一つづつ覚えるやり方)
  • 場所法・・・「体系的に」用語を暗記
  • 変換法・・・「抽象的な」用語の暗記(抽象的な言葉を覚えやすい言葉に変換する)
  • ペグ法・・・「数字」の暗記
  • ストーリー法・・・物語を作って「ストーリー仕立て」で覚える
  • メモリーツリー記憶術・・・知識を「整理」しながら覚える
  • ユダヤ式記憶術・・・条文・判例を「理解」しながら「論理・ロジック」も覚える最新の記憶術
  • イメージ連結法・・・ほぼ全ての記憶術が使えるようになる究極の記憶術

これらの記憶術については、当方のサイトで「全て解説」しています。「検索窓」で検索すると、該当の記事が出てきますので、ぜひお読みになってみてください。

なお行政書士試験におすすめの「記憶術講座(教材)」としては、こちらの3つになります。

  • 法律用語に加えてロジックも覚えることができる資格試験合格に最適な新しい記憶術⇒ユダヤ式記憶術
  • 記憶術の最高峰「場所法」を資格試験に特化した記憶術⇒宮口式記憶術
  • 「記憶術が使えない・わからない・初めて」という人も確実に使えるようになる⇒宮地式脳トレ記憶術
  • あらゆる記憶術を自在に使える「イメージ連結法」を習得できる⇒吉永式記憶術

あと行政書士試験に記憶術が合っていることは、こちらの記事でくわしく解説しました。行政書士試験が「難しい」「受かりそうもない」「覚えられない」といったお気持ちの方は、こちらの記事をお読みになってみてください。

⇒行政書士試験は記憶術で暗記するのがおすすめな理由

まとめ

行政書士試験が

  • 難しい
  • 覚えられない
  • 受かる気がしない

といったお悩みを持っている方の場合は、大概

  • 用語の理解
  • 科目の多さ
  • 勉強の仕方
  • 記憶力

のいずれかか複数が理由になっていると思います。

けれども、これらの悩みは

悩み 具体的には 解決策
法律用語が理解できない 用語や条文の言い回しが難しい・わからない・わかりにくい 予備校の講座を受ける
講師に質問する
ネットでザックリ検索する
科目が多すぎて覚えられない どこから手を付けてよいのかわからない 頻出科目(行政法・民法)から覚える
勉強の仕方がわからない 合格するためにどう進めていけばよいのかわからない 予備校の講座を受ける
スクジュールの立て方を知る
記憶力が悪い 暗記が苦手、集中力が足りない まず文言の意味を平易に理解する
記憶術で覚える

という方法で解決します。

資格試験は「諦めなければいつか合格する(成功する)」と言われています。勉強がはかどらない、合格しにくい原因・理由を分析した上で、適切な学習を進めていけば、いつか合格しなすね!

この記事がお役に立てば幸いです。

 

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