※記事にはプロモーションを含む場合があります
メンタリストDaiGoさんの記憶術は科学的な記憶力アップ法!
メンタリストDaiGoさん。
世界中の大学で発表されている論文を元に、科学的な方法論を紹介している言わずと知れた現代の「知の巨人」ですね。素晴らしいですね。
そんなメンタリストDaiGoさんは「記憶術」についても紹介しています。
もっとも記憶術といっても「科学的な方法で記憶力を高める方法」になりますね。昔ながらの記憶術プラスアルファーになります。
ですので、メンタリストDaiGoさんが紹介する「科学的な方法で記憶力をアップする方法」と、従来の「記憶術」をタイアップさせると、記憶力が非常にアップします。
記憶術を活用している立場からいっても、メンタリストDaiGoさんおすすめする「記憶力アップ方法」は、併用して取り入れるのがおすすめです。
メンタリストDaiGoさんおすすめの記憶術
で、メンタリストDaiGoさんがおすすめしている記憶術は「映像を使った記憶術」です。「イメージ型記憶術」ですね。
「イメージ型記憶術」については、私のHPでも、こちらで解説しています。
⇒記憶術の種類と理論をすべて解説!
DaiGoさんは、
- 場所法(メモリーパレス、記憶の宮殿)
- 物語法(ストーリー法)
を推奨しています。
このことはダイゴさんのYouTube動画「たった90秒でできる【世界一簡単な記憶術】」の中で、ダイゴさんが言っていますね。⇒たった90秒でできる【世界一簡単な記憶術】
またこちらの記事でも書きましたが、「記憶の宮殿」を使うことで記憶力そもののが高まる驚くべき効能について、メンタリストDaiGoさんは解説しています。
メンタリストDaiGoおすすめの【記憶の宮殿】は記憶力を高める方法だった!
ハーバード式記憶術~DaiGoさんおすすめの記憶術1
ちなみにメンタリストDaiGoさんは、科学的に記憶力を高める方法を著書やYouTubeでいくつかご紹介されています。
紹介している方法は大変興味深いテクニックです。記憶術といっていいでしょう。
で、その一つに「ハーバード式記憶術」というやり方があります。
新しいことを覚えやすくする【ハーバード式記憶術】
ハーバード式記憶術とは?
- 記憶の定着をアップさせる方法。
- 2014年ハーバードで行った実験と調査。
- 48人を対象に実験をして意外なことが分かった。
- 何か覚えた場合、間に「休憩」を挟んだほうが記憶の定着率が高くなる。
- 既知の情報と関連付けると、新しい情報を覚えやすくなる。
- 既に知っている知識と、新しい知識を結びつけるのがコツ。
- 記憶術の王道である「記憶の宮殿」もよく知っている情報と結びつけているテクニック。
- 記憶の定着がよくなるのは、まさに「関連付け」。
- 新しく覚える場合は、そのジャンルに関して自分が知っていることを何だろうかと確認する。
- そうして自分が知っている既存の知識に関連付ける。
- これが使える脳の鍛え方でもある。
といった方法です。
ポイントは2つあります。
- 休憩を入れること
- 既知の知識と関連付けて覚えること
休憩を取るというのは「インターリービングスリープ」「ポモドーロテクニック」としても知られていますね。
長期記憶になるメンタリストDaiGoさんの記憶の定着方法は驚き!
また「関連付け」は他でも言われています。
たとえば、東大合格請負漫画の「ドラゴン桜」がありますが、ここでは「メモリーツリー」というマインドマップを利用した記憶術を紹介しています。
メモリーツリーでは、記憶のコツをとして、まさに「関連付け」が重要であることを言っています。「関連付け」は記憶する際に重要な秘訣にもなります。
世界一簡単な記憶術~DaiGoさんおすすめの記憶術2
あと、メンタリストダイゴさんは、90秒でできる「世界一簡単な記憶術」も紹介されています。
たった90秒でできる【世界一簡単な記憶術】
世界一簡単な記憶術とは?
- ダイゴさんも行っている記憶力が高まる方法。
- モントクレア州立大学のの調査研究。
- 51人の学生を対象にした実験。
- 手を90秒握るだけで記憶力がアップする。
- 単語を覚えるときに「右手」を90秒だけ握る。
- 思い出すときに「左手」を90秒握る。
- このように交互に手を握ることで記憶力と再現性がアップする。
このように
- 覚えるときに「右手」を握る
- 思い出すときに「左手」を握る
を行うと、記憶の定着率と再現性がアップするといいます。すごいですね。
で、ダイゴさんは続いて、
- 歩きながら覚える。
- ステッパーをつかいながら覚える。
- 自転車こぎをしながら覚える。
- 体を動かしながら覚える。
- これらは記憶力を高める。
といっています。記憶する際に運動が絡むと記憶が定着することを述べています。
確かに「手を握る」ことも「運動」になりますね。で、何かを覚える場合は体を動かしながら覚えたほうがよいということなんでしょうね。
ちなみに、このことはダイゴさんの「超効率勉強法」259ページからの「ワーキングメモ性能アップ1 運動」にも書いてあります。
なおダイゴさんも言っていますが、「記憶術としてはメモリーパレス(場所法、記憶の宮殿)が一番よい」ということですね。
はい、記憶術は「場所法」がおすすめです。場所法は「メモリーパレス(記憶の宮殿)」ともいいます。メモリーアスリートの世界でも使われている世界最高峰の記憶術ですね。
メンタリストDaiGoの記憶術本「超効率勉強法」
メンタリストDaiGoさんがYouTubeでも紹介している記憶術や記憶力アップの方法は、ご自身の著書である「超効率勉強法」にもあります。
この書は、正式のタイトル名が「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」という書です。ダイゴさんの本の中でも一番人気があります。おすすめ本です。
「超効率勉強法」は、記憶力を高める科学的な方法のほか、勉強がはかどる科学的な方法を紹介しています。全ての方法を実践できないとは思いますが、使えそうなのは取り入れるのがおすすめですね。
この書は「記憶術本」ともいえます。事実、この書の中で、ダイゴさんは「記憶術」についても言及しています。
しかし「語呂合わせ」を否定しているんですね。
メンタリストDaiGoさんが否定している記憶術
ちなみにメンタリストDaiGoさんは
- イメージ型記憶術
をおすすめしています。
が、
- 語呂合わせ
は否定されているんですね。
「超効率勉強法」の19ページから、「非効率勉強法2」として「語呂合わせ」を否定しています。
語呂合わせは使えないのか?
DaiGoさんは「語呂合わせ」は使えないとしています。
けれどもこれは、DaiGoさんが使えなかったんじゃないかと思います。
あるいは邪推になりますが、DaiGoさんと立ち位置が似ている河野玄斗さんが「語呂合わせ」を推奨していますので、DaiGoさん、河野玄斗さんをライバル視しているのかなあと、ちょっと勘ぐってしまいましょうか^^;
河野玄斗の驚異的な暗記法は場所法・語呂合わせ記憶術だった
で、実際のことをいいますと、「語呂合わせ」は有益な記憶術です。充分に使える記憶術です。
そもそも「語呂合わせ」と他の記憶術を使って、東大に合格し、数多くの難関資格試験を受かりまくっている人もいるほどです。それが松平勝男さんです。
松平勝男氏(ユダヤ式記憶術の著者)とは?著書や評判は?
松平さんは、記憶術2500年の歴史の中でも画期的となる「ユダヤ式記憶術」も考案しています。ユダヤ式は語呂合わせをも包括できる記憶術です。
また河野玄斗さんも、語呂合わせを使って東大に受かっています。
ですので「語呂合わせ」がダメとは言えないんですね。実際、私も使ってみて「語呂合わせ」も有益だと感じています。
で、記憶術に関する是々非々の背景には、結局「記憶術への適性」の問題があるわけなんですね。
DaiGoさんの記憶術評価への疑問
そういうことでして、DaiGoさんによる記憶術の評価や推奨に関しては疑問があります。
というのも今書いた通りで、語呂合わせでうまくいっている人もいるからですね。
結局「記憶術」には「適性」の問題があるってことになります。
記憶術に適性があることは、実はあまり知られていません。けれども実際にあります。記憶術の適性に関しては、こちらでくわしく書いています。
DaiGoさんの場合は「語呂合わせ」による暗記効果が感じられなかったか、面倒に感じたんじゃないかと思います。
その代わりに「イメージ型記憶術」には優れた適性があったんじゃないかと思います。
記憶術には適性と使い分けを踏まえるのが大事
結局のところ記憶術は、
- 記憶術への適性
- 記憶術の使い分け
- 記憶術の応用
が大事なんですね。
このことが理解できていないと「◎◎記憶術はダメだ」とダメ出しをしてしまうことがあります。
あと記憶術は万能ではないんですね。それぞれの記憶術が適している分野があります。
だから記憶術の使い分け知って、適切な分野(ジャンル)での使い方も知っておかないとならないわけですね。
これと関連して、「その記憶術をどう活用するのか」といった応用もまた大切です。
で、「語呂合わせ」は、適しているジャンルがあります。そのことは、こちらで詳しく書いていますので、興味のある方はお読みになってみてください。
まとめ
メンタリストDaiGoさんは、
- 記憶力を高める方法
- 効率の良い勉強法
- 記憶術
を紹介されていますね。
おそらくご自分でも試して効果を感じた方法を紹介しているんだと思います。こうした方法をダイゴさんの「超効率勉強法」で紹介されているんだと思います。
で、記憶術に関しては「語呂合わせ」を否定されていますが、これに関しては上記で述べたように「適性」と「使い分け」「応用」のことを踏まる必要があるってことですね。
実際のところは「語呂合わせ」も優れた記憶術です。非イメージ型記憶術・左脳型記憶術では最も知られた記憶術です。
ちなみに非イメージ型記憶術・左脳型記憶術で優れた方法は他にもあります。たとえば21世紀に登場した「ユダヤ式記憶術」。これは記憶術2500年の歴史の中でも画期的な記憶術になります。イメージ型記憶術とは原理が異なる新しい記憶術になります。
こちらでレビューをしていますので、興味のある方はお読みになってみてください。
それにしても記憶力を高める科学的な方法を、いくつも紹介しているメンタリストDaiGoさんがもたらす情報は有益ですね。